【写真】流れ落ちる滝のような汗…谷本観月は7位でゴール
レースは過去に類を見ない消耗戦となった。現在のドーハは連日日中42、3度まで上がり、夜間も30度超え。湿度は80〜90パーセントの状況が続いており、一部では中止の可能性も報じられた女子マラソン。国際陸連は最新の気象状況から30度以下に収まることを確認し、スタート約10時間前に、「女子マラソンを予定通り行う」と、異例の発表を行った。
それでもスタート時間の状況は気温32・2度、湿度73・3%。厳しい環境の中でレースはスタートした。
エントリー70人のうち欠場者が2人出て、68人がレースに臨んだが、気温が下がれば湿度が上昇する状況下で、脱水症状を発症し、途中棄権の選手が続出。完走できたのは40人で、28人が途中棄権。完走率は世界陸上のマラソンで初めて60パーセントを割る58・8%だった。優勝したチェプンゲティッチ(ケニア)のタイム2時間32分43秒は07年大阪大会の2時間30分37秒よりも2分遅い歴代最遅記録だった。
谷本が入賞を果たした天満屋の武冨豊監督も「2度とこういうレースは走らせたくない。やっぱりちょっとキツい。気温も湿度も」と、神妙な面持ちで話した。
レースは過去に類を見ない消耗戦となった。現在のドーハは連日日中42、3度まで上がり、夜間も30度超え。湿度は80〜90パーセントの状況が続いており、一部では中止の可能性も報じられた女子マラソン。国際陸連は最新の気象状況から30度以下に収まることを確認し、スタート約10時間前に、「女子マラソンを予定通り行う」と、異例の発表を行った。
それでもスタート時間の状況は気温32・2度、湿度73・3%。厳しい環境の中でレースはスタートした。
エントリー70人のうち欠場者が2人出て、68人がレースに臨んだが、気温が下がれば湿度が上昇する状況下で、脱水症状を発症し、途中棄権の選手が続出。完走できたのは40人で、28人が途中棄権。完走率は世界陸上のマラソンで初めて60パーセントを割る58・8%だった。優勝したチェプンゲティッチ(ケニア)のタイム2時間32分43秒は07年大阪大会の2時間30分37秒よりも2分遅い歴代最遅記録だった。
谷本が入賞を果たした天満屋の武冨豊監督も「2度とこういうレースは走らせたくない。やっぱりちょっとキツい。気温も湿度も」と、神妙な面持ちで話した。