[2019年10月18日16時58分]
サイバーエージェントの藤田晋社長(19年2月撮影)
サイバーエージェントの藤田晋社長(19年2月撮影)
J2のFC町田ゼルビアオーナーの親会社サイバーエージェントの藤田晋社長は、11日のサポーターミーティングでチーム名を「FC町田トウキョウ」に改名すると発表した件に関し、18日、20年は名称、ロゴ含め現行のままで行くと発表した。
参加者から反対が多かったこと、段取りが悪かったことで保留としていたが、20年は新クラブハウスを建設中の時期ということもありサポーターと心を1つにして戦うため、現行のままという判断をしたという。
その上で、藤田氏は「FC町田トウキョウ」の名前を使うことは難しいとの認識も示し「『町田』を軸にチーム名に『東京』を入れ『ゼルビア』を残すことで良い着地が目指せるのではと考えています」と、FC町田ゼルビアに東京の文言を加えることで、クラブのリブランディングを図っていく考えを示した。
「FC町田ゼルビアサポーターの皆さま、こんにちは。オーナーという肩書を戴いている藤田晋です。既にご存知の通り、先週金曜日にサポーターミーティングを開催し、私から名称変更の方針をご説明をさせて頂きました。そこで参加された皆さまから反対の声が相次いだこと、我々のそこに到るまでの段取りが悪かったことで、その場では『保留』という判断にしましたが、来シーズン(2020年シーズン)に関しては、リーグとも協議し、熟慮した結果、名称、ロゴなど現行のままで継続とさせて頂きます。ちょうど2020年は新しいクラブハウスを建設中の時期でもあるので、この間に時間をかけて多くのサポーターの皆さまと意見交換をし、2021年シーズンより皆で一丸となって気持ちよく新たなスタートを切りたいと願っています」