V3のアコスタは統一戦を熱望
日本にゆかりのある二人の顔合わせだった。アコスタは2017年5月に16戦全KO勝ちの戦績をひっさげて初来日。当時のWBOライトフライ級王者・田中恒成(畑中)に初黒星を喫し、「田中との試合でたくさんのことを学んだ」と、半年後の再起戦で、田中が返上した王座を獲得して今回が3度目の防衛戦になる。一方のロペスは来日3度。最初はちょうど3年前で、木村悠(帝拳)の初防衛を阻んでWBC同級王座を獲得した。昨年5月には拳四朗(BMB)にタイトルを奪われ、返り討ちにも遭ったが、その後昨年11月に再起していた。
そんな二人の試合は、スタートからアコスタの速いコンビネーションが光った。田中への敗戦を除けばすべてKO勝ちの28歳は、早期決着を狙っていただろう。しかし、地方公務員として働きながら戦い続ける37歳のサウスポーは、ベテランの巧さを見せた。2回にアコスタの右カウンターに耐えると、忙しいボディワークでパンチをかわし、5回、6回とボディ打ちでチャンピオンを苦しめた。
だがやはりアコスタはKOパンチャーだった。8回、カウンターの左フックがガニガンをとらえる。追撃でダウンを奪い、テンカウントを聞かせた。
「ガニガンはインテリジェントな相手だった。初回にダメージを与えたのにきちんと修正してみせた。統一戦がしたい。そしてビッグマネーをつかみたい。だって僕は重いクラスの選手のように相手を倒せることを証明しているんだから」と語ったアコスタは、希望する対戦者として、WBC同級王者の拳四朗(BMB)をはじめWBAスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)、IBF王者フェリックス・アルバラードらの名を挙げている。
アコスタの戦績は21戦20勝(20KO)1敗。
敗れたロペスは、44戦35勝(19KO)9敗。「自分のパンチが当たっていたので、ふと気を抜いてしまったかもしれない。そこへ左をテンプルにもらってしまった」と陣営は悔やんだ。
日本にゆかりのある二人の顔合わせだった。アコスタは2017年5月に16戦全KO勝ちの戦績をひっさげて初来日。当時のWBOライトフライ級王者・田中恒成(畑中)に初黒星を喫し、「田中との試合でたくさんのことを学んだ」と、半年後の再起戦で、田中が返上した王座を獲得して今回が3度目の防衛戦になる。一方のロペスは来日3度。最初はちょうど3年前で、木村悠(帝拳)の初防衛を阻んでWBC同級王座を獲得した。昨年5月には拳四朗(BMB)にタイトルを奪われ、返り討ちにも遭ったが、その後昨年11月に再起していた。
そんな二人の試合は、スタートからアコスタの速いコンビネーションが光った。田中への敗戦を除けばすべてKO勝ちの28歳は、早期決着を狙っていただろう。しかし、地方公務員として働きながら戦い続ける37歳のサウスポーは、ベテランの巧さを見せた。2回にアコスタの右カウンターに耐えると、忙しいボディワークでパンチをかわし、5回、6回とボディ打ちでチャンピオンを苦しめた。
だがやはりアコスタはKOパンチャーだった。8回、カウンターの左フックがガニガンをとらえる。追撃でダウンを奪い、テンカウントを聞かせた。
「ガニガンはインテリジェントな相手だった。初回にダメージを与えたのにきちんと修正してみせた。統一戦がしたい。そしてビッグマネーをつかみたい。だって僕は重いクラスの選手のように相手を倒せることを証明しているんだから」と語ったアコスタは、希望する対戦者として、WBC同級王者の拳四朗(BMB)をはじめWBAスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)、IBF王者フェリックス・アルバラードらの名を挙げている。
アコスタの戦績は21戦20勝(20KO)1敗。
敗れたロペスは、44戦35勝(19KO)9敗。「自分のパンチが当たっていたので、ふと気を抜いてしまったかもしれない。そこへ左をテンプルにもらってしまった」と陣営は悔やんだ。