元球児・足名優太が東日本新人王に 16年ロッテのドラフト1位・佐々木と同期
11/3(日) 21:20配信スポーツ報知
◆プロボクシング 東日本新人王決勝戦 ウエルター級(66・6キロ以下) 〇足名優太(判定3—0)永田勝大●(3日、東京・後楽園ホール)
ウエルター級の足名優太(25)=渡嘉敷=は、判定勝ちで永田勝大(32)=新日本木村=を下し、王座に就いた。
各ラウンドで有効打を積み重ね、4回にはダウン寸前まで追い込み勝利した足名は「ひとまず勝ててほっとしてます」。過去の対戦でも勝利している相手だったが、「前よりも強くなっていたので、少しかたくなってしまった」。それでも、日々の練習でミドル級(72・5キロ以下)まで範囲を広げ、試合を積み重ねたことで培ったディフェンスを発揮し、試合を優位に進めた。
桜美林大時代は2年まで野球部に所属しており、同期には千葉ロッテで2016年ドラフト1位の佐々木千隼投手(25)がいる。食事にも一緒に行く間柄で、この日も応援に駆けつけた。足名は「なかなかプロで一緒に頑張る仲間は少ない。違う競技でいることが僕にはプラスだし、ありがたい。彼も来年1軍定着してやってくれると思うので、僕も次勝って、ここからです」と仲間の活躍に刺激をもらっている。