34歳にして芸能生活30年以上のキャリアを持つ女優の安達祐実。
私生活においては、結婚・出産・離婚・再婚と、さまざまな経験を積んでいるが、いまだに子役時代を思い出す人も多いことだろう。
それだけ、安達が12歳のころに主演を務めた連続ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)が大ヒットしたワケだが、女優として考えた場合、子役時代のイメージは"呪縛"にもなりかねない。
しかし、安達はその偏ったイメージを存分に生かしているようだ。
今月27日、安達は自身のブログに一枚の写真をアップした。
これは、安達が出演するNHKの時代劇『吉原裏同心』の衣装を着たもの。
来年正月に放送されるドラマで花魁役を演じるとのことで、結い髪に和装姿の写真なのだが、安達によると劇中には回想シーンがあり、自ら少女時代を演じたときの姿だという。
設定は14歳で、実年齢から20歳も離れた役を演じることになる。
14歳の少女に扮した安達の姿は、さっそくネット上でも話題になり、「普通に14歳に見えた」「14歳でもこのくらい大人びた子いるよな」などと驚きの声が多数寄せられた。
確かに写真の安達のつぶらな瞳は少女のようで、30歳を超えているとは思えない。
ブログの中では「14歳設定のメイク」と綴っているが、化粧だけで10代の少女の雰囲気を再現した安達には、その可愛さを絶賛するコメントが上がった。
「安達さんは昨年公開された映画『野のなななのか』でも、16歳の少女役を演じた。撮影したのは32歳のころで、このときも16歳離れた役を演じたことになりますが、その違和感のなさに驚きと称賛の声が寄せられた。ルックス的な部分が大きいのでしょうが、こうした経験から、安達さんは同世代の女優さんに比べて10代の役柄を演じることに慣れているように思います。また、今回ネットで話題となっている花魁役を演じるのも2度目となる。初めて花魁役に扮した昨年公開の映画『花宵道中』では、バストトップをあらわにした濡れ場にも挑戦して、大きな話題となりました。このときには、『あの安達祐実が濡れ場!?』といった声も聞かれ、いまだに彼女のことを少女のように思っている人もいるようです」(芸能ライター)
多くの人が今回話題となっている14歳の安達の姿を絶賛しているのも、子役時代のイメージが強いからなのかもしれない。
しかし、長年に渡って女優としてのキャリアを積んでいる彼女は、これまでにさまざまな役を演じている。
『家なき子』以降パッとしないという声もある安達だが、産休時期を除けばコンスタントにドラマや映画に出演している。
その役柄の幅は広く、2010年に主演を務めた昼ドラ『娼婦と淑女』では男装姿になり、見事なイケメンぶりを披露した。
また、今春放送された連続ドラマ『マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜』(TBS系)では不倫に溺れるセレブ妻という役柄に挑戦。
テレビドラマのため、『花宵道中』ほどのセクシーシーンとはならなかったものの、この作品でも妖艶な姿と大人の色気を振りまいていた。
「安達さんが童顔なのは、多くの人が認めるところでしょう。ただ、それがかえって彼女のセクシーな部分を引き立てているのかも。世の中には"童顔巨乳"や"合法ロリ"なんて言葉もありますが、童顔で色っぽいというギャップは、男性ファンにとってとても刺激的に映るのだと思います」(芸能関係者)
子役時代を彷彿とさせる可憐なルックスを持ちながら、ときにセクシーな魅力を発揮する安達。
子役時代のイメージが強い彼女とすれば、体を張った演技に挑戦することで、新たな一面を模索していたのかもしれない。
そしてそれが男性ファンにとって"禁断のエロス"として映ったのだろう。
今後も女優業を邁進するであろう安達には、少女の面影を残しつつさまざまな役に挑んでほしいものだ。
【日時】2015年10月31日(土) 15:00
【提供】メンズサイゾー