★市役所元職員がウソの確定申告書 江南市
< 2013年11月13日 21:49 >
他人になりすましてウソの確定申告書を作ったなどとして、愛知県の江南市役所の元職員の男
が逮捕された。男の自宅からは複数の他人名義の住民票などが見つかっていて、警察が余罪を調べている。
有印私文書偽造などの疑いで逮捕されたのは江南市役所の元職員・荻野友宏容疑者(36)。
警察署で公開された押収品には住民票や印鑑などがあり、他人になりすましたとみられている。
警察によると荻野容疑者は今年1月、名古屋市千種区に住む派遣社員の女性(当時44)になりすまし、
「計6200万円の収入があった」という内容の確定申告書を作成して税務署に送りつけた。
これはニセ物だが、税務署からは女性に対し、課税や督促が行われた。
調べに対し、荻野容疑者は「市役所で働いているときに女性とトラブルがあり、その仕返しにやった」
などと容疑を認めていて、パソコンからは恨みを持つ人物のリストも見つかった。
さらに荻野容疑者の自宅からは、今回なりすました女性の他、複数人の住民票や市役所で提出する
手書きの申請書のコピーなどが見つかった。
警察は荻野容疑者が市役所の住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)から個人情報を不正に入手
した可能性があるとみて、余罪など詳しく調べる方針。
//www.news24.jp/articles/2013/11/13/07240227.html