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６歳女児がクマにかまれ、指先の肉がえぐれる　動物園の餌やりイベント
６日午後、長野県須坂市動物園で、クマの餌やり体験中に小学１年生の女児（６）が檻の外から直径２センチほどのビスケットをあげていたところ、右手中指をかまれた。
女児は救急車で市内の病院に運ばれたが、爪が割れ指先の肉がえぐれたという。

かみついたクマは体長１メートル３０センチのメス（２３）。
通常、餌やり体験イベントでは、リンゴやパンをスティック状にして檻の中に入れることにしているが、今回は手のひらにビスケットをのせて近づけ、クマが舌を出して食べていたという。
その際、女児の細い指が檻に張ってある網の中に入ってしまい、かまれたという。当時、職員１人がついていて注意は呼びかけていたという。

クマの飼育を担当している須田進さんは「子どもたちを喜ばせようと思って、予定されていなかった餌やりをさせてしまった。大変、申し訳ない」と話した。

動物園では７日、飼育員を集めて緊急の会議を開き、再発防止策を検討することにしている。