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名古屋三越（名古屋市）は１４日、名古屋・栄のラシックに入るレストラン２店でメニュー表示と異なる食材を使用していたことを明らかにした。
　虚偽表示があったのは中華料理「陳麻婆豆腐」とすし店「金沢まいもん寿司」。陳麻婆豆腐では「芝エビのトウガラシ炒め」やランチコースなどで「芝エビ」にバナメイエビを使用。２００５年３月から１３年１１月までに約９２００食を提供した。
　金沢まいもん寿司では、みそ汁の原材料を「北海道産の大豆」と表記しながら秋田産を使っていた。期間は０９年４月から１３年１１月までで、数は不明という。
　三越伊勢丹グループは６日にもレストランの虚偽表示を発表していたが、継続して調査をする中で判明した。返金などの対応を検討している。
（中日新聞