松前線の廃線跡巡る 道、青森県がモニターツアー 元鉄道員ら解説
03/08 17:00
ウッドファミリーの軌道を見学するツアーの参加者
ウッドファミリーの軌道を見学するツアーの参加者
道と青森県は、鉄道愛好家向けに、鉄道をテーマに道南と津軽地方を巡るモニターツアーを実施した。道内や首都圏などから鉄道愛好家ら25人が参加し、旧国鉄・JR松前線の廃線跡などを巡った。
ツアーは北海道新幹線の利用促進や、鉄道観光の新たな魅力発見が目的で、2月23、24の両日に実施。日本旅行グループの「北海道オプショナルツアーズ」(札幌)が募集を行った。
24日には、木古内町の郷土資料館「いかりん館」で、鉄道関連資料を見学。知内町から松前町まで松前線廃線跡をバスで巡った。同線渡島知内駅で駅員を務めた五十嵐捷爾(しょうじ)さん(73)=知内観光協会副会長=らが、当時の車窓や沿線の様子などをガイドした。
知内町の木材加工会社「ウッドファミリー」工場では、松前線で使っていたレールを活用した運搬用トロッコの軌道を見学。鉄道ファンでもある岡田義一社長(60)が「町内では枕木の生産も盛んだった」と説明し、参加者は熱心に耳を傾けていた。
札幌市の会社員小室親史さん(71)は「ガイドが詳しくて分かりやすかった。開通してから約30年で廃止されたと知り、寂しい気持ちになった」と話していた。
[匿名さん]
鶴見線貨物全引込み線廃線跡を確認してみたい(企業敷地内も)
[匿名さん]
鉄道廃線跡を利用した遊歩道やモニュメントは全国いたるところに存在する。中には、人里離れて訪問するのが至難の業な場所もあるけれど、観光地や市街地にあって誰もが手軽にアクセスできるものも多い。
今回は、そうした中から気軽に楽しめる場所をリストアップしてみた。
北海道の鉄道は過疎化が進んだこともあって廃線となった路線は数多い。それらをしのんで記念館やモニュメントを建てたり、廃線跡を活用した取り組みも目につく。そんな中で、まず取り上げたいのは観光で盛り上がる小樽市内にある旧手宮線跡地だ。
■北海道有数の観光地にある
1)小樽旧手宮線跡地
国鉄手宮線は北海道最初の鉄道である幌内—札幌—小樽市内にある手宮を結んでいた路線の一部として函館本線南小樽駅から手宮まで延びていた。
旅客輸送は並行する函館本線に客を奪われ、貨物輸送もトラックに移行したため、使命を全うして廃止された。しかし、小樽市内の寿司屋通りから中央通りを経て手宮駅にいたる区間は、線路がほぼ残されたうえ、プロムナードとして整備された。
とくに小樽駅前から小樽運河に至る中央通りとの踏切跡付近は多くの観光客でごった返し、人気観光スポットと化している。
旧手宮駅は小樽市総合博物館となり、北海道ゆかりの名車両が多数保存展示されるとともに、アメリカ製のSLアイアンホース号が現役で走行しているので訪れる人も多い。
[匿名さん]
2)JR稚内駅から北防波堤に至る廃線跡
日本最北端の稚内駅。現在の駅は2011年に開業し、旧駅舎よりやや南に移転した。そこで、旧駅にあった最北端の線路の行き止まりの車止めは、復元のうえ、モニュメントとして駅前広場に展示中だ。
その先、かつてのサハリンへの連絡船(稚泊航路)の船着場だった北防波堤まで延びていた線路は、その一部がモニュメントとして道路に埋め込まれている。
北防波堤に沿って敷いてあった線路は跡形もないけれど、宗谷本線で活躍した蒸気機関車C55形の動輪が一対記念碑として置いてある。稚内駅からは徒歩圏内なので容易に散策できる。夏場でも、夕方は強風にあおられると寒いので要注意だ。
■ハイキングに最適
3)碓氷峠信越本線廃線跡(アプトの道) その急勾配ゆえに難所だった碓氷峠。北陸新幹線開業と引き換えに、信越本線横川〜軽井沢間は廃止となってしまった。
廃止区間は1963年までアプト式だった旧線と粘着式の電気機関車EF63形重連のプッシュorプルによって運行されていた新線があるけれど、それらをうまく組み合わせた遊歩道「アプトの道」が整備されハイキングコースとして人気を博している。
旧丸山変電所やめがね橋(碓氷第3橋梁)といった名スポットや天然温泉「峠の湯」、野外ミュージアム「碓氷鉄道文化むら」もあるので1日楽しめる。ぶんかむら駅ととうげのゆ駅間には3〜11月の週末限定(8月は毎日)でトロッコ列車「シェルパくん」も運転される
[匿名さん]
東京都港湾局専用線、動き出した保存・公開への道
高級マンションや大型ショッピングモールが並ぶ豊洲(東京都江東区)から、晴海(同・中央区)に向かう春海橋の横に、さび付いた鉄橋があります。
これは、越中島と晴海ふ頭一帯を結んでいた、東京都港湾局の貨物専用鉄道の跡。
一般には「晴海橋梁」「晴海鉄道橋」などと呼ばれ、1989(平成元)年に廃止されて以来、約30年にわたって撤去されずに残っています。
都会の中の廃線跡として知られたこの鉄道橋が、近い将来、遊歩道として復活することになりそうです。
東京都は2017年に臨海部の海上公園ビジョンを策定し、そのなかで晴海鉄道橋の遊歩道化を盛り込みました。
その後しばらく動きはありませんでしたが、2019年7月に基本・実施設計に着手。
大手建設コンサルタント会社のオリエンタルコンサルタンツに業務を委託して、いよいよ遊歩道化に向けて動き出しました。
東京都港湾局開発整備課によれば、現在はどのくらい補修が必要なのか技術的な検討を行っている段階で、2020年春までに成果を得ることになっています。
[匿名さん]
晴海鉄道橋を含む東京都港湾局専用線の晴海線が開業したのは、1957(昭和32)年12月17日のことですが、この鉄道の歴史を紹介するには、もう少し時計の針を戻す必要があります。
戦後の復興を支えた東京都港湾局専用線
戦前まで、東京湾には大規模な港がありませんでした。水深が浅く、大型船の航行に適さかったからです。
晴海は「4号埋立地」として昭和初期に造成され、1940(昭和15)年に開催予定だった日本万国博覧会の会場となるはずでしたが、戦争の激化によって中止。
代わりに、1941(昭和16)年5月20日、国際貿易港「東京港」が開港しました。
しかし、新しい埋立地には鉄道や道路などのインフラがありません。
そこで、総武本線の亀戸駅(東京都江東区)から小名木川貨物駅(現在の江東区北砂付近)まで延びていた貨物線を、豊洲の手前の越中島まで延伸することになりました。
この路線は1945(昭和20)年3月に一応完成しましたが、すでに戦争末期で空襲も激しく、列車が走ることはありませんでした。
戦後、晴海は芝浦や日の出などとともに連合国軍に接収されましたが、豊洲は接収を免れ、ここに経済復興の一環として石炭埠頭が建設されます。
越中島まで来ていた貨物線を延伸し、1953(昭和28)年7月20日、深川線の越中島〜豊洲石炭埠頭間2.6kmが開業。現在の豊洲市場水産卸売市場の辺りまで、線路が延びたのです。
そして1957(昭和32)年、晴海地区が全面的に返還されると、ただちに晴海に至る専用線が建設され、同年12月17日に晴海線(深川線分岐点〜晴海埠頭)2.2kmが開業しました。
晴海鉄道橋は、この時に建設されたもので、国鉄が設計・建設し、完成後に東京都に引き渡されました。
[匿名さん]
北陸鉄道石川線廃止区間(鶴来 - 加賀一の宮)お気に入りに追加
名称 北陸鉄道石川線廃止区間(鶴来 - 加賀一の宮)
住所 石川県白山市
種類 廃線・鉄道駅
石川県の廃線・鉄道駅
評価
★
現況 現存
状態 ■■
北陸鉄道石川線廃止区間(鶴来 - 加賀一の宮) 概要・歴史
石川線(いしかわせん)は、石川県金沢市の野町駅から同県白山市の鶴来駅間を結ぶ北陸鉄道の鉄道路線。
鶴来駅 - 加賀一の宮駅間は、2009(平成21)年11月1日に廃止された。1929(昭和4)年に金名線の前身の金名鉄道から編入した区間だった。
加賀白山バスが運営する既存の白峰・瀬女方面バス路線で代替している。
2018(平成30)年8月時点で多くの軌道が残されており、踏切跡などから線路跡を確認することができる。
[匿名さん]
つまるところ日本は狭い国土で公式に廃線表明されてる場所なんてたかが知れてる。
これが公式に世界最大営業㌔をギネスされてるアメリカ合衆国や世界最大国土のロシアなんてきっと交通省担当者ですら国内全域の公式非公式の廃線跡なんて絶対把握してないはず
[匿名さん]
瀬戸大橋線茶屋町駅から下津井電鉄の廃線(遊歩道)見えた
[匿名さん]
鍛冶屋線(兵庫県) 鍛冶屋原線(徳島県)
紛らわしいぞ
[匿名さん]