ドングリの背比べ
先進国の警察とは思えない無茶苦茶な話になっています。詳細は以下から。
覚醒剤取締法違反の罪に問われた男性被告の判決で、名古屋地裁が3月19日「採尿前に警察官が、被告に提供した飲料に覚醒剤を混入させた疑いを排除できない」と無罪を言い渡しました。
これが正しければ、逮捕されて取り調べ中の被告の尿を取る前に覚醒剤を混入させ、使用の証拠を捏造したことになります。
また道裁判長は、警察官が逮捕後に勾留中の被告へ現金を渡していたことも認めて「捜査が不正に行われた疑いを強く推認させる」としています。
前者だけであれば警察官による犯罪の捏造ということになりますが、両方を合わせると警察と被告の間で裏取引が行われた可能性も出てきて非常にきな臭いことに。
警察官が所属する愛知県警は「判決文を精査しておらず、コメントは差し控える」としていますが、警察の信頼性を根本から揺るがす事件と言えそうです。