現在オークション等では現金の取扱は厳重に取り締まりが行われ、見つけ次第速攻出品が削除されます。
昨日フリーマーケットアプリ「メルカリ」にて大量の「現金」が出品されましたが、すぐに削除対応が行われました。
これにて現金取引は難しいか?と思われましたが、なんと別の手法で取扱が始まっております。
ーチャージ済みSuica が登場
さて、現金が取引中止となったメルカリですがそもそもなぜ現金が取引されていたのでしょうか。
まず、現金は50000円が59500円という具合に利息がついた形で出品されます。
そんなもの誰が買うんだ!と思うのかもしれませんが、今すぐ現金がほしい、カードがあるが現金がない、という方のための「貧困ビジネス」の一環です。
メルカリの他にもこのような闇サービスがありますが、業者がメルカリに大量のターゲットが居ると踏んで出品したものと思われます。
ー現金がダメならSuicaだ
既に次の手は打っていたのでしょうか、現金がダメならSuicaだ!と言わんばかりにSuicaが大量に出品されております。
しかもチャージ済み。
ただし疑問は残ります、チャージ済みのSuicaが直ちに現金として扱えるかというとそうではありません。
ちなみにiTunesカードなどは出品されておりませんSuicaじゃないとダメなんです。
なぜSuicaなのか、詳しいことはわかりませんが、貧困ビジネスの取引上何らかのメリットがあるのは間違いありません。
ちなみにチャージ金額より若干高く利子がついて出品されておりますが、これがSuica自体の価値だとすれば理にかなっているのかもしれません。
つまり3800円のSuicaチャージ出品だとすればチャージ3000円、Suica自体が800円という感じで何ら問題はないように感じます。
この業者と運営者のイタチごっこはおそらく今後も続くのでしょう。
【日時】2017年04月25日(火) 09:00
【提供】秒刊SUNDAY