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■見た目の良さより安全な野菜が食べたい
最近、女性の間で大人気の畑仕事。

首都圏に在住の筆者の周りでも20代〜40代の女性のうちの10人に1人は農園を借りたり、自宅の庭やベランダで野菜を育てたりしています。

もちろん、男性の中にも農園を借りている人や、農地を得るために移住をしたり都会と田舎の二拠点生活を始めたりする人が増えており、その人気ぶりが伺えます。

自分で野菜を育てる人の多くが農薬を使わない有機栽培をしているため、女性でも野菜に付く青虫と格闘したり、虫食いで穴だらけになった野菜を収穫しては好んで食べたりしています。

このようなことからも、見た目のきれいさより、安全性を重視した食生活を送り始めていることが分かります。

■あなたの畑に行きたい女性たち
これだけ畑仕事が流行すると、SNS上でも、畑や収穫したての野菜の写真が並び、今まで野菜作りに興味がなかった人でも、ちょっと体験してみたいと、収穫イベントや料理イベントをチェックし始めます。

そして、知り合いが、「うちの畑で野菜（フルーツ、ハーブ）を収穫したい人 」とか「収穫した野菜でバーベキューやりたい人」などと、募集をすれば、一気に食いついていきます。

最近は、畑を持つ人が有料で、野菜作りを教えたり、料理教室を開いたりしていますが、わざわざそれに通う女性もいるくらいの人気ですので、この流れに便乗しない手はないでしょう。

■力仕事のできる男性を求める畑女子
畑仕事にはリラクゼーション効果があるといわれており、心がお疲れ気味の方にもお勧めなのですが、女性が畑仕事を始めると、意外に体力のいる土作りや簡単なはずなのに上手くいかない支柱たてに心が折れがちです。

支柱たては、単に畑に支柱を差し込むだけなのですが、女性の場合、3人がかりでも思うように刺さらず、男性の力があればどんなにラクで楽しいのだろうと、妙に妄想したり、土を耕すときも、スコップに全体重をかけて１回１回掘り起こすので、先の見えない作業に途方に暮れたりするのです。

女性ひとりや女性だけのグループで畑仕事をしていると、何でも屋に依頼してでもいいから男性の力を借りたいと思うこともあるので、女性が畑仕事をしているという話を聞いたら、力仕事の手伝いに名乗りを上げれば、きっと喜ばれることでしょう。

■注目は農園イベント
民間の農園では、定期的に収穫祭のようなイベントを開催しています。

多くのイベントでは、鍋料理やカレー、焼き芋、流しそうめんといった全員で楽しむことのできる料理等が用意され、収穫した野菜や料理などを通じて、農園の利用者同士が親しくなれる良い機会です。

家族で参加される方は内輪だけで楽しむ傾向もありますが、ひとりで参加する人も少なくないので、このような人たちほど、互いに会話をする機会に恵まれることでしょう。

今後の展開に期待できるような出会いもきっとあるかと思うので、今の時代の流れを大切にしてみてはいかがでしょうか。