🏯 富山市雑談

>　玉を取ることを「詰ます」という。

きょうの北日本新聞29面上段中ほどから。詰将棋解答選手権の
記事だが、明らかに間違い。
ヘボ同士で縁台将棋をやっていて、王手飛車に飛車が逃げたら
パフォーマンス的に玉を取る真似くらいはするかもしれないが、
プロの対局で玉を「取る」なんて、ありえない。

>　〜の初の演奏会「となみの合唱祭」が25日、市文化会館で開かれ、
>　総勢180人が砺波平野に歌声を響かせた。

きょうの北日本新聞23面右上から。市文化会館大ホールで行われた
合唱祭であり、あくまで屋内の話。歌声は屋内にしか響かないはず。

それと、
>　第２部は高校生と社会人、小学生と中学生がそれぞれ合同ステージを
>　発表し、美しいハーモニーを奏でた。

「合同ステージを発表」は意味不明だし、合唱なのに「奏でた」も無理。

>　全労済文化フェスティバルが25日、富山市のオーバード・ホールで開かれ、
>　親子連れら約３千人がミュージカル映画「オズの魔法使い」を楽しんだ＝写真。

きょうの北日本新聞21面左上から。写真を見ると、どうみても舞台。
映画ではない。
「公演は午前と午後の２回行われた」とあるし、ミュージカルそのもの
だろう。「劇団ポプラ（東京）が出演」ともあるが、これは「上演」。

それに「冒険に出掛けたドロシーが〜」なんて記述も不思議。
当の劇団ポプラのサイトの説明は↓
>　アメリカのカンサス州で農業を営む伯母夫婦と一緒に暮らすドロシーは、巨大な
>　竜巻に巻き込まれて、異次元の世界、オズの国へ紛れ込んでしまいます。

こういうのを「冒険に出掛けた」とは言わない。

>>299
すごくはないけど、俺、言葉大好きだから。
数式も大好き。言葉は数式よ。
言葉の論理は、幹から枝葉へと広がるのと同じ。
ただ、俺は本当に自信ある。

>>305
>>299が言っているのは、>>305を書いた人のことで
あるようには見えない。

>　ザイルは登山者が滑落した際、他の登山者が支えることで
>　滑落を防ぐ仕組み。

きょうの北日本新聞32面左中ほどから。八ヶ岳であった滑落事故の
ニュースの続報だが、ザイルは仕組みではなく、単に登山用の綱。

それに「滑落した際」には、当然ながら既に滑落している。ザイルは
滑落を「防ぐ」のではなく「止める」ためのもの。

>　３人は、15〜20世紀の作曲家が手掛けた８曲を
>　ソロやアンサンブルで演奏。

きょうの北日本新聞23面右下から。古楽アンサンブルグループの
「アンサンブル３０」の演奏会の記事だが、「15〜20世紀の作曲家」…
クラシックの作曲家が全部該当するやんか。

アンサンブル３０のホームページで見ると、その日の曲目は
・ギボンズ　イタリアのグラウンド
・ヘンデル　オルガン協奏曲
・ホルスト　「木星」
・イザーク　「インスブルックよ、さようなら」

ホルストだけ時代がとんでるし、その他も時代順という訳ではない。
元々が「アルファベット順に作曲家を訪ねて」なんていう無茶苦茶な
シリーズであるらしい。
でも「15〜20世紀の作曲家」は、それに輪をかけてひどい。

>>308
ドサ周りしている演奏団体のコンサートなんて、そんなものだろうぜ。

>>306
あるようには見えないが、相対的には見えなくもない。
そう言うと反論されるのだろうけど。
桜の散り際と焦燥感を募らせる様は似ていると思わない？

>>309（>>308の件）
念のためアンサンブル３０のホームページで確認したが、さすがに
「15〜20世紀の作曲家」なんてアホな表現は見当たらない。
これは北日本新聞ならでは。

>　深みのある音色をチャペルいっぱいに響かせた。

>>308引用の次の文。会場のボルファート富山のチャペルはたいして
広くはないし、備え付けのオルガンは一応パイプオルガン。
音がチャペルいっぱいに響くのは、当たり前すぎる。

なお、響くのは音であって音色ではない（>>88参照）。

>　〜さん(69)の軽乗用車が無人の駐車車両と支柱に衝突し、
>　県立中央病院に運ばれたが、左肩の骨を折る重傷。

きょうの北日本新聞37面おくやみ欄上のベタ記事から。記事見出しは
「駐車場で衝突 女性重傷」。
軽乗用車を、なぜか病院に運び「診察」まで受けさせたらしい。

御社は、すでに「公正な」新聞社では無い
エリを正して 公正な 報道を 望む
〜〜〜もう遅いか！

>　スペイン風邪が猛威を振るった1918年、寝食を惜しんで診療に当たり、
>　自ら感染して倒れた。

きょうの北日本新聞33面左上から。むかし福光の比賣（ひめ）神社に奉納
された随神像の修復の記事で、引用部分は奉納した人のプロフィール。
「寝食を惜しんで」は無論「寝食の間も惜しんで」。だいぶ意味が違う。

それに「自ら感染して」では、意図的に感染したみたいで、これも不自然。
（ 自ら志願する、自ら指揮をとる、のような感じ）

こんな「新聞社」」 まだ あったーーの ？？
猿でも 反省！

>　〜の随神像が、約130年ぶりに修復された。

これは>>315の記事の、冒頭の文の後半。約130年前は
奉納されたころだが、この書き方だと奉納してすぐに何か
あって一度修復されたみたいな感じ。

>　新施設は４月から砺波市と平、上平、利賀地域を除く南砺市に
>　供用を開始する。

きょうの北日本新聞32面中央あたりから。砺波広域圏の松島浄水場の
更新事業完工式の記事の結びだが、すごく意地悪な書き方。

「砺波市と平、上平、利賀地域を除く」の後の名詞によって、砺波市に
供用される／されないの違いが出てしまう。後の名詞が南砺市だから
砺波市は供用対象だが、仮に「南砺市」の部分が「呉西地区」ならば、
砺波市は対象外の解釈になりそう。

俺、言葉や文章力には自信ある。

>>319
それ、北日本新聞と関係あるんですか？
ここは北日本新聞のスレなんですけど。

>>320
>>305

>　もなかにあんを詰める様子を見学したり、イベリコ豚の切りたてを
>　試食できたりする実演もあった。

きょうの北日本新聞32面右上あたりから。富山大和のイベントの記事。
見学したりする実演ですか、そうですか。
それに「試食できたりする実演」は何の実演だろう？

ちなみにこの記事、すぐ上がＮＩＥの記事だった。

>　参加者は楽しそうに調理を楽しみ、昼食に味わった。

きょうの北日本新聞26面右中ほどから。射水市での
「巻きずし体験の集い」の記事。

楽しそうに楽しみましたか、それはそれは。

>　初出品の○○さんは「記憶」をはじめ、植物や光を
>　抽象的に描いた作品を紹介している。

きょうの北日本新聞26面右下から。高岡大和の美術展の記事。
植物はともかく、光を抽象的に描くというのは想像し難い。

それと、ここでは名前を伏せたけど○○さん、ずっと会場にいて
来場者に作品を「紹介している」のだろうか？

>　複数回にわたり勉強会や試作。保存料や調味料をなるべく使わず、
>　肉本来の味を前面に出して他との差別化を図っていく。

きょうの北日本新聞24面左上から。黒部市の桜井ハムで行われた
ソーセージの試食会の記事だが、「勉強会や試作」をどうしたのと
聞きたくなる。

>　関係者が協力して魚津産品の販路拡大や観光客の受け入れ体制を
>　整える機運を醸成しようと、市が開いた。

>>325の記事の下の「魚津の食のブランディング研修会」の記事から。
「販路拡大」は、どこに繋がるのだろう？

「販路拡大の受け入れ体制」なんて、消費者側で整える訳がないし、
「販路拡大を整える」や「販路拡大を醸成」も、なんか変。

>　市役所で締結式があり、堀内康男市長と同社の尾崎公一郎富山東地区
>　ディストリクトマネジャーが協定書に日付を書き込んだ。

きょうの北日本新聞24面右上から。黒部市とセブン−イレブン・ジャパンの
「市地域見守り活動に関する協定」の記事だが、協定書に署名したとか押印
したとかなら判るが、「日付を書き込んだ」…

署名か印影がないと協定書は発効しないんだが、肝心のその部分が書かれ
ていない。

>　島の周りでは、潮の干満により、水流が波頭を立てては流れ落ちていた。
>　船上から歓声が起きる。

きのうの北日本新聞15面から。瀬戸内海の芸予諸島の観光宣伝みたいな記事だが、
水流が「流れ落ちていた」は、ちょっと。

つーか、その前に、干満は干潮と満潮。干潮が満潮になるには何時間もかかる。
短い観光クルーズの間に、干潮と満潮の両方は起きない。
「潮の干満により」は、「干潮か満潮のどちらかにより」のはずだろーが、え？

このレスの主は「新聞社」なのーーそれとも 新聞の拡張員の方かな？

>>329
スレ建てたのは読者。前スレは知らんけど。

>>329
あ、スレでなくてレスか。>>328なら読者。イチ読者。

>　ほかに、詐取したクレジットカードで新幹線回数券を購入した罪
>　でも起訴された．

きょうの北日本新聞31面おくやみ欄上のベタ記事から。記事見出しは
「銀行協会職員かたった男追起訴」。

記事の最初の文には「詐欺や窃盗の罪で追起訴した」とある。おそらく
書いた記者は、詐欺や窃盗と同格の罪名に

「詐取したクレジットカードで新幹線回数券を購入した」

なんてのがあると思っているのだろう。

>　富山大附属病院（富山市杉谷、〜院長）は４月、南砺市民病院
>　（南砺市井波、〜院長）に地域医療支援センターのサテライトを
>　設け、小児医療や人材育成を幅広く展開する。

きょうの北日本新聞30面左上から。記事見出しは、
「南砺市民病院サテライト 来月開設」。

「サテライト」が何かの解説は無い。人工衛星では有り得ないし、
サテライトスタジオという解釈は無理だろう。そして辞書には、
その程度しか書かれていない。

地域医療支援センターにも、なじみのない人は多いだろう。
富山大附属病院にあるのか南砺市民病院にあるのか、もしかして
どちらの病院でもないどこかの組織なのか、それすら判らない人が
多いだろう。
それに、この場合の「展開する」は、どういう意味だろう？

この記事、いったいどういう読者を想定しているのだろう？

>　中国の女性は野菜をふんだんに使っている点、ハンガリーの女性は
>　味付けを評価し、観光客にＰＲすべきと話した。

きょうの北日本新聞23面中央あたりから。富山市のホテルの会食会と
それに先立つ試食会の記事だが、「観光客にＰＲすべきと話した」のは
誰だろう？

>　占有離脱物横領疑いで滑川の男逮捕

きょうの北日本新聞33面おくやみ欄上の、ベタ記事の見出し。
記事内容は、単に自転車泥棒の逮捕。自転車を押しのけてでも
見出しに「占有離脱物横領」を出すべきだろうか？

もちろん窃盗と占有離脱物横領では、刑罰の重さが段違い。
前者は、１０年以下の懲役又は５０万円以下の罰金。
後者は、１年以下の懲役又は１０万円以下の罰金。

自転車ドロだけど容疑は罪の重い窃盗ではなく占有離脱物横領
と書く意味はある。しかし記事本文にそのような解説はない。

珍しい見出しだから読んでみたら単に自転車ドロの記事だった、
なんだつまらん、見出しが自転車泥棒なら本文は読まなかった、
時間のロスだという読者もいたのでなかろうか。

>　逮捕容疑は昨年11月ごろ、滑川市内の駐車場で、盗難に遭い放置された
>　県内の男性(50)の自転車１台（時価約３万円相当）を正規の届け出をせず、
>　横領した疑い。

これは>>335の記事本文から。放置された自転車を見て「正規の届け出」を
しなかったら逮捕されるの？　《「正規の届け出」をして横領》なんてある？

なんか、いろいろ考え込んでしまいそうな書き方。
横領について、一般に理解されている意味と刑法上の意味の違いに無頓着
というのも感心しない。

>　「素晴らしい試みだと思い、ぜひお手伝いしたかった」
>　と快諾した。

今日の北日本新聞31面右上から。記事は、発達障害などで学校生活に
困難を感じている小中学生を対象に、県内各地で塾を開いている社団
法人があり、その社団法人が新川地区でも塾を開くことになったという
内容。
引用は、塾から部屋の貸し出しを依頼された「ひまわりクリニック」院長
の説明だが、カギカッコ内の内容と「快諾した」が噛み合っていない。
カギカッコ内は過去形でありであり、快諾したときの言葉には見えない。

《「素晴らしい試みですね、お手伝いしましょう」と快諾した》とかならば、
すらっと読めるのだが。

>　新川地区でも開設を模索していたところ、ひまわりクリニック
>　（滑川市上小泉）が以前に病室として使っていた一室を希望者に
>　開放していると知り、協力を申し出た。

これは>>337の引用部分のある文の、直前の文。「協力を申し出た」…
ここ、「協力を依頼した」だろね。

文章力は頭の力

>>337念のため
カギカッコ内を改変しろって意味じゃないよ。
快諾したとき言ったセリフを取材で聞かなかったのなら、
《「〜」と快諾した》って書き方はできないって話。

>　家庭料理、伝統料理こそが愛情の詰ったものであろう。

きのうの北日本新聞１面のコラムから。家庭料理はともかく、コラムの
後に出てくる利賀村の伝統料理の講習会は「民泊の拡大を狙ったもの」。

民泊が赤の他人を泊める営利事業である以上、民泊で出す伝統料理に、
家庭料理と同様の「愛情」を詰めるのは無理だろう。

>　〜したとして、富山中央署は31日までに、詐欺未遂の疑いで〜を
>　現行犯逮捕した。女性の協力を得て「だまされたふり作戦」を行い、
>　身柄を確保した。逮捕は29日。

きょうの北日本新聞33面右下から。特殊詐欺の記事だが、
逮捕が29日と判っているのに、なんで先に「31日までに」
なんて書くのだろう？

北日本新聞みて 文章の練習(勉強)してるとーーー段々 下手に、なりますよ

なにか？ 変な新聞社 だーもーん

>　県は各地区ごとに「へき地医療拠点病院」を指定して
>　巡回診療が行われている。

きょうの北日本新聞33面中央あたりの囲み記事から。紙面右上が
「山田地域”無医村”に」という大きな記事で、補足的に県内全域
での様子が囲み記事に書かれている。

「地区」は「無医地区」のこと。「各地区ごとに」は、「各地区に」か
「地区ごとに」だろう。

あと文型は、
「県は各地区に〜を指定して〜を行っている」なら普通だが、
「県は各地区に〜を指定して〜が行われている」では腰折れ。

「指定して」まで書いたところで「巡回診療」を県がやっているのか
自信がなくなったのだろうか？

ーーーこりゃ、駄目だ♨️

>　合格者番号が掲示されると、一斉に駆け出したのは受験生
>　だけではない。わが子の合否が気になる保護者たちの姿だ。

きょうの北日本新聞30面左下の「記者ぶろぐ」から。
なぜピックアップしたかの説明は要らないと思う。
ああドシロート…

>　〜の迫力を間近で感じることができる桟敷席が
>　２日から販売される。

きのう１日の北日本新聞24面右下から。伏木曳山祭の記事だが
桟敷席そのものの販売ではない。高岡市観光協会のサイトでは
「桟敷席のチケットが」と書かれている。

で、発売日なんだが、そのサイトによると
>　4月1日から好評発売中です♪

１日の夜11時半ごろ見たときには、既に赤文字で
>　※第1部のチケットは完売しました。
なんて出ていた。

北日本新聞を信じて２日に第1部のチケットを買うつもりだった人、
怒ってるだろうね。

>　〜の神通王橋付近では両岸に釣り人が並び、
>　ルアーで大物を狙った。

きょうの北日本新聞35面下方から。サクラマス漁の記事だが、
エサ釣りの初心者とかは、一人もいなかったのだろうか？
みんなルアーで大物を狙いと確認できたのだろうか？

>　台湾が８割を占め、香港など温暖な地域からの観光客が多く、

きょうの北日本新聞27面右上から。庄川遊覧船のキャンペーンの
記事で、引用はその遊覧船利用の外国人観光客についての記述。

言うまでもなく台湾も、香港とほぼ同緯度の温暖な地域にある。
その台湾が８割だというのに、なんで温暖な地域の筆頭例に香港
を出すのだろう？
もしかしてだが、これ書いた記者の頭の中では台湾に寒冷な地域
と温暖な地域があり、かつ香港はその台湾内部の温暖な一地方名
という認識になっているのだろうか？

>>347
新聞は見た。確かに2日発売となっている。
ネットで検索しても今年の完売とかは出ていないのでは？