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鍵のかかっていない玄関や窓から部屋に忍び込むなどして６人の女性を乱暴したり乱暴しようとしたなどとして強制わいせつ傷害などの罪に問われている福井市の３４歳の男の裁判が６日から福井地方裁判所で始まり男は起訴された内容を認めました。

福井市三万谷町の無職、西本陽被告（３４）は、平成２５年５月から去年１月にかけて鍵のかかっていないベランダや窓から部屋に忍び込むなどして１０代から３０代のあわせて６人の女性に乱暴したり乱暴しようとしたなどとして強制わいせつ傷害や住居侵入などの罪に問われています。

６日から福井地方裁判所で始まった裁判で西本被告は「間違いないと思います」と述べて起訴された内容を認めました。

このあと、検察は冒頭陳述で「１人暮らしの女性にあらかじめ狙いをつけ、『殺す』や『殴る』と言って脅すなど犯行は悪質で３年間に６件を繰り返し常習性が認められる。被害者の身体的、精神的苦痛は重い」と述べました。

これに対して弁護側は「被害者への弁償や謝罪についてできる限りの努力はしてきた。家族は監督を約束しており、再犯防止が期待できる」と述べました。

裁判は８日結審し、判決は２月１０日に言い渡される予定です。