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一時期こんなスレが乱立していましたが、まだこんなのもあったんですね。
一年以上前のスレですが、スレ主さんへの回答は「その通り、気のせいです」
逆に緊急発進時などのダッシュ力は、米国のF15などに比べれば日本のF15の方が“やや良い”ってのが現実のはずです。
なぜかと言えば、日米で使用している燃料が違うからです。
米国空軍は、陸軍などの戦闘車両を動かすのと同じ、揮発油成分を含まないjp8を使用していますが、我が空自はそれより古い、揮発油を含むjp4を使用しているのですからね。
jp8は揮発油成分を含まないために被弾時に発火しにくく
、また陸上を走る車両にも供給できるので、全軍の燃料体系を単純化出来、油脂類の補給にも便利がいいのです。
ただし戦闘機用としては瞬発力でやや劣るのはよく知られたところです。
もちろんその差は目で見て解るものではないのは当然ですが。
だいたい考えれば解るはずですが、そんなに目に見えるほどエンジン出力が劣っているなら、日米のF15を運用する滑走路の推奨長は大きく違っていなければおかしいのですよ。
同じ重さのヒコーキを、最大出力が例えば20%違うエンジンで離陸させようとすれば、出力が弱いヒコーキのほうは、より長い滑走距離が必要なのは理解出来るでしょう。
しかし基本的に日米のF15はともに2,500m級の滑走路で運用されているわけで、これを考えても我が国のF15が、米国の物に比べて“肉眼で確かめられるほどの差”などあるわけがないと理解できるはずですがね。