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米、台湾に戦車売却へ＝総額２４００億円

2019年07月09日07時30分

Ｍ１Ａ２エイブラムス戦車＝２０１６年５月、トビリシ郊外（ＥＰＡ時事）

　【ワシントン時事】トランプ米政権は８日、戦車１０８両と防空ミサイルなど総額２２億ドル（約２４００億円）相当の装備品を台湾に売却することを承認し、議会に通知した。米国による台湾支援を警戒する中国が反発するのは必至。貿易戦争の「休戦」で幾分緩和していた米中間の緊張が再び高まる可能性がある。

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携行式地対空ミサイル「スティンガー」＝２０１０年１０月、ドイツ北部トーデンドルフ（ＥＰＡ時事）

　売却されるのはＭ１Ａ２エイブラムス戦車や携行式地対空ミサイル「スティンガー」、多数の弾薬など。台湾は中国の軍事的脅威に対抗するため軍備近代化を急いでおり、今回の売却も近代化支援の一環とみられる。

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