火星で11日にヘリ初飛行 ライト兄弟の「魂」搭載
2021.4.10 08:55ライフ科学
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火星探査車「パーシビアランス」(右)と火星ヘリ「インジェニュイティ」の自撮り写真。探査車のロボットアームの先端にあるカメラで撮影=6日(NASA/JPL-Caltech/MSSS)
火星探査車「パーシビアランス」(右)と火星ヘリ「インジェニュイティ」の自撮り写真。探査車のロボットアームの先端にあるカメラで撮影=6日(NASA/JPL-Caltech/MSSS)
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米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス」に搭載されていたヘリコプター「インジェニュイティ」が11日、予定通り飛行実験を実施する見通しとなった。NASAジェット推進研究所が9日(日本時間10日未明)明らかにした。試験飛行に成功すれば、地球以外の天体で初めて動力飛行するヘリとなる。
同研究所によると、ヘリは火星時間の11日昼に当たる、日本時間12日午前11時54分に火星のジェゼロ・クレーターから飛び立つ。ヘリは秒速1メートルで地表から3メートルの高さに達した後、空中に最大30秒間とどまる計画。
[匿名さん]