鈴木選手は2016年度、メダルや入賞が期待される選手を支援する「強化競技者」の指定を受け、年間1000万円の受給資格を得た。関係者によると、同年10月から17年3月にかけて、千葉市内の選手寮から都内の治療院へ150回通ったとして交通費を申請したが、実際には治療院に近い都内の親族の家から通院していた。治療を受けていなかった8回分の治療費も申請していたという。
日本陸連からの要請で富士通が再確認して不適切な申請が判明、鈴木選手は申請を取り下げた。日本陸連は昨年9月に資格審査委員会を開き、6か月の資格停止処分を決めた。
日本陸連からの要請で富士通が再確認して不適切な申請が判明、鈴木選手は申請を取り下げた。日本陸連は昨年9月に資格審査委員会を開き、6か月の資格停止処分を決めた。