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フェラーリが創設９０周年イベント、イタリアＧＰは２４年まで開催決定

【ミラノＡＦＰ＝時事】フォーミュラワン（F1、F1世界選手権）に参戦するフェラーリのチーム創設90周年イベントが4日に開催され、約1万人のファンがイタリア・ミラノのドゥオモ広場に集まった。（写真はフェラーリのチーム創設90周年イベントでファンに披露されたマシン）
　この日は照りつける日差しの中、大勢のファンが歴代ドライバーやマシンを最高の位置から見ようと早くから会場入り。フェラーリのルイス・カミッレーリ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「ここにいる皆さんのおかげで美しい夜になった。あなたたちがフェラーリの魂だ」と観衆に語りかけた。
　このイベントでは現在のドライバーであるシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルをはじめ、フェラーリから出た現時点で最後の年間王者キミ・ライコネンのほか、アルトゥーロ・メルツァリオ氏、マリオ・アンドレッティ氏、ジャン・アレジ氏、アラン・プロスト氏、エディ・アーバイン氏、フェリペ・マッサ氏らがステージに上がった。
　また、フェラーリ史上最高のドライバーであるミハエル・シューマッハ氏の息子で、現在フェラーリのアカデミーに所属しているミックも参加し、集まった人たちからはシューマッハ氏の愛称を意味する「シューミ」コールも上がった。
　５０歳のシューマッハ氏は、２０１３年１２月のスキー事故で頭部に重傷を負って以降、公の場には姿を現していない。２０１９年は同氏が初の年間王者になって２５周年となる。
　このイベントでは、同じく今年９０回目の開催を迎えるイタリアＧＰが、２０２４年までＦ１カレンダーにとどまることが発表されている。
　Ｆ１のチェイス・キャリーＣＥＯ、国際自動車連盟のジャン・トッド会長、そしてイタリア自動車連盟のアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長がレッドカーペットが敷かれたステージに登壇し、イタリアＧＰが「少なくとも２０２４年まで」開催されると発表した。
　Ｆ１世界選手権が始まった１９５０年からイタリアでＧＰは開催されていて、イモーラで行われた１９８０年以外はすべてモンツァ・サーキットで開催されている。２０１９年大会の決勝は８日に開催される。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】
〔ＡＦＰ＝時事〕（2019/09/06-09:10）