冒頭の4回転トーループ−3回転トーループの連続ジャンプを持ち前の柔らかな着氷で決めると、続く単発の4回転トーループもしっかり決めきった。トリプルアクセルでの転倒などもあり、昨年に続く“自己ベスト”とはならなかったが、引退して4年経つとは思えない演技構成に挑戦し、会場を盛り上げた。
織田氏は昨年はこの大会で4回転−3回転トーループを成功させ、178・72点をマーク。非公認大会ながら現役時代の175・64点を上回る“自己ベスト”に「あの3年前の涙の引退はなんだったんだろう」と話していた。今大会に向け、アスリートとしてさらなる進化を求め、実は4回転ルッツやサルコーの習得にも取り組んでいたが、完成は間に合わず。ただ、昨年よりも4回転トーループを1本増やして臨んだ。織田氏の4回転2本の成功は13年ババリアンオープン以来のことだった。
織田氏は昨年はこの大会で4回転−3回転トーループを成功させ、178・72点をマーク。非公認大会ながら現役時代の175・64点を上回る“自己ベスト”に「あの3年前の涙の引退はなんだったんだろう」と話していた。今大会に向け、アスリートとしてさらなる進化を求め、実は4回転ルッツやサルコーの習得にも取り組んでいたが、完成は間に合わず。ただ、昨年よりも4回転トーループを1本増やして臨んだ。織田氏の4回転2本の成功は13年ババリアンオープン以来のことだった。