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■風邪はひき始めに潰す！
冬真っ只中。

恒常的に鼻水がじゅるじゅるしたり咳が出るという人も多いのではないでしょうか。

特にオヤジ世代にもなると微妙に免疫力が落ち、軽い体調不良は日常茶飯事となってしまいますよね。

今回は、薬を使わずに風邪の初期症状をケアする方法を３つご紹介したいと思います。

内容としては全て特殊なものではありません。

でも意識して行うことで効果は確かに現れます。

自宅やオフィスで取り入れやすいものばかりをチョイスしましたのでこの中から一つでも二つも実践して頂ければと思います。

■風邪ケア①生はちみつとショウガ
体調不良で代謝が落ちている時は食品の力を使って体温を上げてあげるのが効果的です。

そのための一番簡単な方法は「ショウガ」ですね。

昔からショウガ湯やショウガ茶は風邪の時に好んで飲まれている物ですが実際に効果は高く欧米でも人気です。

ショウガには鼻づまりを軽減し喉の痛みを緩和する抗炎症効果も期待できます。

そしてこのショウガと相性が良いのがハチミツです。

特に生ハチミツは抗菌・抗ウィルス・抗酸化の三つの働きがあります。

また生ハチミツにもやはりショウガ同様、喉の痛みを緩和する効果があります。

寒い朝、起き抜けに一杯飲むハチミツショウガ湯は風邪に対抗する最高の方法と言えるでしょう。

※1歳半くらいまでの小さな子どもさんにはハチミツはＮＧです。

これはボツリヌス菌による中毒を発症する可能性があるためです。

命にも関わりますのでこの点だけはよく覚えておいてください。

■風邪ケア②ユーカリオイルとペパーミントオイル、レモンオイル
肝臓に問題の無い人であればユーカリオイルを試してみましょう。

ただユーカリオイルは飲むための物ではありません。

ユーカリオイルには呼吸器系の負担を軽減する効果があります。

市販されているユーカリオイルを数滴湯船に入れそのまま入浴します。

ゆっくりと深く呼吸することで鼻づまりがスッキリしてくるのが分かるはずです。

オイル系では他にもペパーミントオイルやレモンオイルが効果的です。

ペパーミントオイルを肌につけたり、体をマッサージする際に使うことで神経が穏やかになり呼吸も楽になります。

レモンオイルはレモンの皮から抽出された油分ですが、日中の水分補給用の水に数滴混ぜて飲むだけで抗酸化などの効果が得られます。

■風邪ケア④ネティポット
ネティポットとはあまり聞いたことのない単語かもしれませんが、小さな変わった形のティーポットのようなものです。

ネティポットに一度沸騰させたぬるま湯と食塩を入れこれで鼻洗浄を行います。

頭を傾けネティポットの注ぎ口を鼻孔に入れましょう。

塩水が鼻の中を洗浄し殺菌してくれます。

実施するまではちょっと怖いと思うかもしれませんがなんてことはありません。

薄い塩水で行うことで痛みも全くないのです。

■インフルエンザのワクチン絶賛不足中！
ちなみに、冬といえばインフルエンザが流行する時期でもあります。

例年、11月頃から徐々に患者数が増加するのですが、今年の場合はあるリスクによって大流行が懸念されているのです。

そのリスクとは「予防接種用のワクチン不足」です。

2017年冬はなんと例年の半分くらいの量のワクチンしか流通していません。

これによって予防接種を受けることのできない人が続出しており特にお年寄りや小さな子どもに関してはインフルエンザ感染や、感染後の重篤化を懸念する声が高まっています。

ワクチン不足の理由は簡単に言ってしまえば「培養をミスったから」だそうで、現状必死の増産体制で2018年初頭には不足解消が見込まれています。

感染してしまうと急激に症状が悪化してしまうのがインフルエンザです。

インフルエンザは風邪と違って簡単には治ってくれませんし症状も緩和されません。

発熱の具合が尋常でない場合はインフルエンザを疑い大人しく病院を受診した方が良さそうです。