韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が7日、訪韓したドナルド・トランプ米大統領を平沢市(ピョンテクシ)にある在韓米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」で直接出迎える“特別歓迎”をおこなった。
国賓訪問する海外首脳を韓国大統領が青瓦台(大統領府)外部で出迎えるのは前例がない。
当初、文大統領も青瓦台内で公式歓迎式を開催する予定だったが、堅固な米韓同盟アピールのため平沢に向かったと見られる。
米大統領の「キャンプ・ハンフリーズ」公式訪問も今回が初めてで、文大統領の招請で実現した。
「キャンプ・ハンフリーズ」は駐韓米8軍駐屯地で米国の陸軍海外基地では最大規模だ。
米韓同盟の象徴的場所と評価される。
特に基地造成には韓国政府が大きく寄与し、駐韓米軍防衛費分担において意味が大きい。
韓国政府は全体敷地費用と建設費100億ドルの92%を支援した。
これに対し韓国の防衛費分担金引き上げを要求してきたトランプ大統領の認識にも影響を与えるものと見られる。
なお、この席には韓国側からソン・ヨンム国防部長官と大統領府チョン・ウイヨン国家安保室長、パク・スヒョンスポークスマンらが同席した。
【日時】2017年11月07日(火) 14:09
【提供】WoW!Korea