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盗撮目的で勤務先の警察署女子トイレに侵入　容疑で巡査部長を逮捕　高知県警

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2020年9月3日 15時34分

毎日新聞
高知県警本部＝高知市丸ノ内2で2019年2月26日、北村栞撮影

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　勤務する警察署の女子トイレに盗撮目的で入ったとして、高知県警は3日、高知市葛島1、南国署地域課主任の巡査部長、財前正人容疑者（56）を建造物侵入容疑で逮捕した。「盗撮目的で間違いない」と容疑を認めているという。

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　逮捕容疑は、1日午前9時〜2日正午ごろの間に、南国署1階女子トイレに盗撮するため侵入し、高窓にペン型のカメラ一つを設置したとしている。

　県警によると、2日昼過ぎに署の女性職員がカメラを発見。騒ぎに気付いた財前容疑者が「業者のものかもしれない。返しに行く」と持ち去ろうとしたため、署員が事情を聴いて発覚した。カメラには動画が残っていた。財前容疑者は「署内でこれまでも盗撮した」と話しているという。県警は県迷惑防止条例違反（卑わいな行為）の疑いでも調べる。

　県警監察課の岸田浩首席監察官は「現職の警察官がこのような事案で逮捕されて誠に遺憾。捜査結果を踏まえて適切に対処し、再発防止に努める」と話した。【