長野県防災ヘリ墜落 9人搭乗 3人が心肺停止
3月5日 17時52分
5日午後、長野県の松本市と岡谷市にまたがる山に、9人が乗った県の防災ヘリコプターが墜落しました。防災ヘリコプターは、山岳遭難を想定した訓練を行う予定だったということで、総務省消防庁によりますと、これまでに3人が心肺停止の状態で見つかったということです。
警察や県によりますと、5日午後3時すぎ、長野県松本市と岡谷市にまたがる「鉢伏山」に、9人が乗った県の防災ヘリコプターが墜落しているのを警察のヘリコプターが見つけました。
県によりますと、防災ヘリコプターは、山岳遭難を想定した救助訓練を行うため、塩尻市の「高ボッチ高原」に向かっていたということで、乗っていた9人は全員が男性で、パイロットが1人、整備士が1人、消防隊員が7人だということです。
総務省消防庁によりますと、これまでに3人が心肺停止の状態で見つかったということで、警察が確認を進めています。
ヘリコプターには9人が乗っていましたが、ほかの6人は見つかっていないということです。
[匿名さん]
長野県の松本空港管理事務所によりますと、墜落したのは「ベル412EP」型の県消防防災航空センターのヘリコプターで、5日午後1時20分に松本空港を離陸し、午後5時までに空港に戻ってくる予定だったということです。
5日は訓練で離陸していて、ヘリコプターの定員は15人だということです。
国土交通省によりますと、墜落したヘリコプターの機体は山の東側の斜面で警察が発見したということです。
「高ボッチ高原」の周辺にある松本市の宿泊施設によりますと、複数の消防車などがサイレンを鳴らしながら高原の頂上に向かって上っていったということです。また、救急車が山のふもとの付近で待機しているということです。
警察と消防が詳しい状況の確認を進めています。
[匿名さん]
雪深い山、消防車阻む=山荘男性「こんなことに…」—ふもとに慌ただしさ・長野
時事通信 3/5(日) 20:40配信
長野県の消防防災ヘリコプターが墜落した事故で、現場となった同県岡谷市と松本市にまたがる鉢伏山に通じる道は、積雪のため通行止めになり、消防隊が徒歩で現場に向かうなどし、山のふもとは慌ただしい空気に包まれた。
「暗くなっても、ヘリが4機ぐらい旋回していた」。鉢伏山頂近くの山荘オーナーで、松本市に住む近岡年さん(66)は、ふもとから救助活動を見守った。
近岡さんによると、山頂付近は積雪が多く、山荘も11月〜翌年4月は閉鎖に。ただ、道に迷う人はいても、「遭難はまずない」という。
消防防災ヘリの訓練を見たこともある近岡さん。「真面目にやっているなと思ったが、こんなことに…」と驚きを隠さなかった。
松本広域消防局からは、消防隊員20人以上が消防車など6台で現場に向かったが、積雪のため途中から車を降り、徒歩で現場を目指した。
ふもとの温泉旅館オーナーの男性(68)=塩尻市=によると、午後4時ごろ、消防車や救急車が次々に山頂方向に急行したという。
警察官も駆け付けて規制線を設けた。「何があったかと思ったが、忙しそうで警察官には声を掛けられなかった」と話す。
その後、知人から「ヘリが落ちたらしい」と聞いたという。鉢伏山からは4キロ以上離れているためか、「全く気がつかなかった」と話し、搭乗者の安否を気遣った。
[匿名さん]
ヘリ墜落 新たに発見の6人 いずれも心肺停止
3月6日 10時13分
5日に長野県の松本市と岡谷市の境界にある山に、山岳遭難の救助訓練をしていた9人乗りの県の防災ヘリコプターが墜落し、3人が死亡した事故で、6日、新たに墜落した機体の中から発見された6人は、いずれも心肺停止の状態だということです。警察などは、今後、松本市内の病院に搬送することにしています。
5日午後3時すぎ、長野県の松本市と岡谷市の境界にある、標高およそ1900メートルの鉢伏山に、山岳遭難の救助訓練をしていた9人乗りの県の防災ヘリコプターが墜落し、3人が死亡しました。
警察によりますと、死亡した3人は、いずれも長野県消防防災航空隊に所属するパイロットで松本市に住む岩田正滋さん(56)、消防隊員で松本市に住む伊熊直人さん(35)、消防隊員で上田市に住む甲田道昭さん(40)です。
警察や消防、それに自衛隊は、6日朝から残る6人の救助活動を進めていました。その結果、6日午前8時ごろ、墜落した機体の中から新たに6人が発見され、いずれも心肺停止の状態だということです。警察などは、今後、松本市内の病院に搬送することにしています。
県によりますと、墜落したのはベル412EP型のヘリコプターで、これまでに山岳遭難や山火事などで多数出動していて、先月、300時間の飛行ごとに法律に基づいて行われた点検では異常はなかったということです。
[匿名さん]
救助のプロが事故、県「痛恨の極み」…ヘリ墜落
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15 時間前
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電車に乗ろうとする釜本美佐子さん。左手で手すりをつかみ、白杖を振って電車との距離を測る=東京都千代田区のJR飯田橋駅で2016年11月22日、中村かさね撮影全盲者と歩く駅、声がけで救われる
© 読売新聞
雪が残る山肌に、上下逆さまにひっくり返った機体が無残な姿をさらしていた。
9人が乗った長野県消防防災ヘリが同県中部の山中に墜落し、3人の死亡が確認された5日の事故。6人の安否は確認されないまま日没を迎え、同日の捜索は終了した。ヘリに乗っていたのは、人命救助に使命感を持つ隊員たち。県危機管理部の担当者は「痛恨の極み」と唇をかんだ。県警や消防は6日朝から捜索を再開する。
ヘリの操縦席など乗員がいたとみられるスペースはつぶれ、後部ローター付近はなくなっていた。県警や消防などの救助隊が3人を収容した際、機内に別の2人がいるのを確認したが、声をかけても反応はなかったという。収容された3人は搬送先の病院で死亡が確認された。
[匿名さん]
<長野ヘリ墜落>回転翼、木に接触か…現場近くに痕跡
長野県松本市の鉢伏山(1929メートル)に県消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落し9人が死亡した事故で、墜落現場近くの尾根側の山林に機体が接触したとみられる痕跡があることが7日、捜査関係者への取材で分かった。木が倒れ、周辺に機体の一部とみられる破片が落ちているという。ヘリ回転翼が木に接触した可能性があり、県警が調べている。(毎日新聞)
[匿名さん]
埼玉県の防災ヘリが有料?昔から海の捜索には余り金が掛からないけど山は掛かると聞きますからね!まあ、人の命も金次第です。誰かが好意で通報したらその人に請求するの?
[匿名さん]