北朝鮮国営航空会社 上海との定期便運航
4月27日 5時42分
北朝鮮の国営航空会社が、新たにピョンヤンと中国の上海を結ぶ定期便の運航を始め、北朝鮮としては、中国からの観光客誘致を進めて外貨の獲得につなげるねらいがあるとみられます。
北朝鮮国営のコリョ(高麗)航空は、中国では北京、瀋陽の2都市とピョンヤンの間で、それぞれ定期便を運航しています。
これに加え、26日夜からはこれまで不定期で運航していた上海との間で、新たに週2往復の定期便の運航を始めました。
中国人観光客の間では、ピョンヤン市内のほか、高麗王朝時代の史跡が残る世界遺産の「ケソン(開城)遺跡地区」などが観光地として知られており、中国メディアによりますと、3連休の初日に当たる来月1日の航空券は、すでにほぼ完売しているということです。
上海の空港からピョンヤンに向かう団体ツアーの添乗員の女性は「定期便の就航はとてもよいことです。私も行ったことがなかったのでどんなところか見てみたいと思います」と話していました。
北朝鮮はこのところ、国内に観光特区を新たに設けるなど外国人観光客の誘致に力を入れていて、新たな定期便でさらなる外貨獲得につなげるねらいがあるとみられます。
4月27日 5時42分
北朝鮮の国営航空会社が、新たにピョンヤンと中国の上海を結ぶ定期便の運航を始め、北朝鮮としては、中国からの観光客誘致を進めて外貨の獲得につなげるねらいがあるとみられます。
北朝鮮国営のコリョ(高麗)航空は、中国では北京、瀋陽の2都市とピョンヤンの間で、それぞれ定期便を運航しています。
これに加え、26日夜からはこれまで不定期で運航していた上海との間で、新たに週2往復の定期便の運航を始めました。
中国人観光客の間では、ピョンヤン市内のほか、高麗王朝時代の史跡が残る世界遺産の「ケソン(開城)遺跡地区」などが観光地として知られており、中国メディアによりますと、3連休の初日に当たる来月1日の航空券は、すでにほぼ完売しているということです。
上海の空港からピョンヤンに向かう団体ツアーの添乗員の女性は「定期便の就航はとてもよいことです。私も行ったことがなかったのでどんなところか見てみたいと思います」と話していました。
北朝鮮はこのところ、国内に観光特区を新たに設けるなど外国人観光客の誘致に力を入れていて、新たな定期便でさらなる外貨獲得につなげるねらいがあるとみられます。