リ国際航空ショー 日本も武器輸出拡大へ売り込み
テレビ朝日系(ANN) 6/20(火) 5:57配信
世界最大級の航空機の見本市「パリ国際航空ショー」が開幕しました。武器輸出拡大を狙う日本政府も売り込みをかけています。
潜水艦などの監視に使われる「P−1哨戒機」は、防衛省と川崎重工業が共同開発しました。安倍政権によって「武器輸出三原則」が緩和されたことで、官民挙げて防衛装備品の輸出に力を入れています。
若宮健嗣防衛副大臣:「フランス側からもP−1に関しては非常に高い評価を頂いております。具体的に色んなレベルで話が進んでいくのではないかと思っています」
また、三菱重工業が開発している国産ジェット機「MRJ」が初めて展示されました。度重なる開発の遅れが心配されていますが、コックピットや機内を公開するなど性能をアピールしています。
[匿名さん]
MRJ、初の国際航空ショー…受注なしの見通し
6/21(水) 7:13配信 読売新聞
多くの報道陣がMRJの取材に訪れ、関心の高さを示した=戸田雄撮影
【パリ=戸田雄】世界最大規模の航空見本市「パリ国際航空ショー」が19日開幕し、三菱航空機は国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の実機を初めて展示した。
開発が順調に進んでいることをアピールする狙いだが、今回の航空ショー期間中に新たな受注は獲得できない見通しだ。小型機の需要は今後拡大が見込めるものの、ライバル社との差は広がっている。
「MRJの開発作業がきちんと進んでいるということを理解して頂くのが、一番重要なミッションだ」
三菱航空機の水谷久和社長は19日の記者会見で、実機を展示する意義を強調した。親会社の三菱重工業は、MRJ事業を宮永俊一社長の直轄にし、グループを挙げて開発に取り組んできた。航空見本市に初めて実機を展示できたことで、「ようやくスタートラインに立てた」(水谷社長)形だ。
[匿名さん]
哨戒機「P1」輸出へ布石。マクロン仏大統領「素晴らしい機体だ」
6/21(水) 9:39配信 ニュースイッチ
パリ航空ショーに初めて出展した哨戒機「P1」
■防衛装備庁、パリ航空ショーに初出展
防衛装備庁は航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」で19日(現地時間)、海上自衛隊の固定翼哨戒機「P1」を実機展示した。フランス政府の要請を受けての出展で、自衛隊機が民間機中心の海外航空ショーに実機を出展するのは初めて。日本政府が防衛装備品の輸出にかじを切った中で、P1は特に成果が期待される機種だ。製造を担う日本企業からは、出展を歓迎する声が上がる。
パリ航空ショーの開幕間もない19日正午ごろ、パリ北東部の会場ル・ブルジェ空港では、P1の周囲に人だかりができていた。
マクロン仏大統領が訪れたためだ。出迎えたのは若宮健嗣防衛副大臣。マクロン大統領は「素晴らしい機体だ」とP1をたたえ、若宮副大臣は「日仏の防衛協力の象徴にしたい」と応じたという。
若宮副大臣は面会後、仏へのP1の輸出の可能性を記者団に問われると、「具体的にどう進むかわからないが、いろんなレベルで話があると期待している」と語った。
日本政府は2014年、防衛装備移転三原則の運用を始め、防衛装備品の輸出条件を大幅に緩和した。だが、16年に豪州の潜水艦受注をめぐり仏に敗れるなど、これまで成果は出ていない。
そうした中で期待を集めるのがP1だ。15年に英国の軍用機航空ショーに出展したのに続き、パリ国際航空ショーに乗り込んだ。
[匿名さん]