TTFは、グランドファイナル(開催地未定)と、世界選手権団体戦(韓国・釜山)でビデオ判定を試験的に導入し、両大会で成功すれば、東京五輪で採用する。4月30日の時点で「検討する」としていた抗議文の返答が5月中旬、さらに詳しい内容でITTFから日本協会に届き、それらの具体的な計画スケジュールが記されていた。
関係者によると、ビデオ判定を各大会のどの試合で実施するのかは現在、協議中。卓球の場合、大会序盤はコート数が多いため、1回戦から同判定を義務づけると費用がかさむデメリットがある。また、テニスやバドミントンなどで導入されているライン自動判定システムを利用するか、審判が直接ビデオを見て判定する形を取るかも、今後の検討課題だ。
発端は4月28日、ブダペストで行われた女子ダブルス決勝。勝負どころの2−2で迎えた第5ゲーム。得点9−9から早田のサーブに中国選手がレシーブミスし、サービスエースかに思われたが、サーブがネットにかすったと審判が「レット」の判定。しかし、スロー映像では明らかに球はネットに触れていない。その「誤審」映像はSNSを通じて広がり、ビデオ判定を求める声が高まっていた。
関係者によると、ビデオ判定を各大会のどの試合で実施するのかは現在、協議中。卓球の場合、大会序盤はコート数が多いため、1回戦から同判定を義務づけると費用がかさむデメリットがある。また、テニスやバドミントンなどで導入されているライン自動判定システムを利用するか、審判が直接ビデオを見て判定する形を取るかも、今後の検討課題だ。
発端は4月28日、ブダペストで行われた女子ダブルス決勝。勝負どころの2−2で迎えた第5ゲーム。得点9−9から早田のサーブに中国選手がレシーブミスし、サービスエースかに思われたが、サーブがネットにかすったと審判が「レット」の判定。しかし、スロー映像では明らかに球はネットに触れていない。その「誤審」映像はSNSを通じて広がり、ビデオ判定を求める声が高まっていた。