卓球のワールドツアー・ドイツオープン(日本時間22日深夜、ブレーメン)女子シングルス決勝で14歳の伊藤美誠(みま)がP・ソルヤ(ドイツ)を4−2で破り、前身のプロツアーを含め、同ツアー単で史上最年少優勝を達成した。
従来の記録は郭躍(中国)の15歳66日。
伊藤は準決勝ではロンドン五輪銅メダルのティアンウェイ(シンガポール)に4−0でストレート勝ち。
決勝ではセットカウント1−2から3セット連取。
逆転で頂点に立った。
「最初から競った試合も乗り越えてここまで来られた。うれしい気持ちを抑えてきたが、今はうれしさが爆発している.決勝は攻め切るしかないと思っていた」と伊藤。
伊藤は4歳で小2以下の大会に出場して8歳で優勝。
10歳で全日本選手権女子シングルスで勝ち、福原愛の持っていた最年少記録を更新。
14年には女子ダブルスで平野美宇との13歳ペアでドイツオープンを制し、ワールドツアーの複の最年少記録を塗り替えている。
郭躍はその後、世界女王になっている。
来年のリオ、20年の東京五輪が楽しみだ。
伊藤は4月の世界選手権にも出場する。
【日時】2015年03月23日(月) 09:53
【提供】日刊現代