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■真面目に頑張る人は株には向かない
株で儲かるのは全体の10％だとか5％とも言われています。

ですがこれは極めて大雑把な数字ですのであまり当てにはなりません。

どれくらいの人がどれだけ苦労してどれだけ儲かっているのか、もっと詳細なデータでも無ければわからないのです。

しかし、いずれにせよ多くの人は負け続けているのも想像に難くありません。

おそらくはパチンコのように負けても負けても依存症状態になっている人もいるのでしょう。

そんな人は案外、真面目な人が多かったりします。

自分で欲を出して失敗した損失だから自分で取り返そうとあくせく頑張っている人も多いはずです。

しかし、株は頑張れば稼げる訳ではありません。

一言でいえば要領の良い人が儲かるのです。

考え方を180度チェンジすれば、意外に楽して儲かる世界が待っているのです。

■楽しくなければ儲からない
株トレードも仕事のようなものです。

まず苦痛に耐えて取り組んでいるようでは儲かりません。

・借金で株をしない
例えば借金返済を株の運用益で返そうとしてもなかなかうまく行かないものです。
仕事も借金返済中はあまり楽しくはありません。
そこにはゆとりが無く儲けるべき金額が先に頭に浮かんでそれに追われるからです。

・プライドを捨てる
そもそも株価を予想して当てようなどと言う無謀な考えは捨て去りましょう。
巷の参考書を読みこなしてわかったつもりになっても意味がありません。
傾向と対策としてあくまでも参考データとしてインプットしておくだけにするべきです。

・無駄なエネルギーをつぎ込まない。
トレードにあっては蓄積された経験と勘の元、そこそこに自信を持ってエントリーしたはずが、思いと裏腹な動きを見せ含み損が発生する事は多々あるものです。
「こんなはずはない」と思ったらその時点で株をする資格は無いとさえ言えます。
株価は決まった値幅制限の範囲内で自由自在に動けるのです。
その動きに従ったトレーダーだけが儲けられるのです。

■ロスカットルールにシンプルに従う
とは言え、思いと違う動きをするくらいの事は誰もがある程度はわかっているものです。

そのため、もしも株価がここまで逆行して含み損がいくらになったらロスカットしてしまおう、それなら大勢には影響ないと簡単に思うのです。

ところが実際にその現場になると次第に膨れ上がるマイナス金額に「これは一時的な誤差の範ちゅうだ」などと都合の良い考えが頭を支配してしまいます。

それでも逆行が進んで「もうダメ、我慢の限界」と感じたところでやっとロスカットをするのですが、そこから株価は元に戻り始めるのが常なのです。

結局、後から見れば最悪のタイミングで損失を確定させるのです。

我慢するならするでとことん頑張ればまだしも、それが出来るだけの資金も持ち合わせていなかったりするとそうも行きません。

エントリーする前にあらかじめこの一線を超えたらロスカットと決めておき、後は何も考えずにその通りにする事です。

その方が変に悩んだり踏ん張ったりせずに済みます。

そうこうしている内にあっと言う間に損失は膨らんでしまうのです。

シンプルで楽しいゲーム感覚でいられる単純な人こそ儲かっていられる仕組みがそこにあるのです。