【特集】プーチンが密かに狙う北方領土「1島返還」
日本政府は、国後、択捉2島を含む北方四島の帰属の問題を解決した上で平和条約を締結する立場。両首脳が56年宣言に基づく合意を交わしたことにより、今後の交渉では歯舞、色丹の扱いが先行する可能性が出てきた。
両首脳の会談は9月のロシア極東ウラジオストクでの国際会議でプーチン氏が前提条件なしに平和条約を年内に締結するよう提案した後初めて。約40分間の通訳のみを交えたやりとりを含め、会談は1時間半近くに及んだ。
首相は記者団に、2人だけの会談では「相当突っ込んだ議論を行った」と説明。「次の世代に先送りせず、私とプーチン大統領の手で必ずや終止符を打つ強い意志を完全に共有した」と強調した。「(両首脳の)リーダーシップの下、戦後、残されてきた懸案、平和条約交渉を仕上げていく決意だ」とも語った。
両首脳は、北朝鮮の非核化に向け、今後も緊密に連携していくことで一致。防衛当局間の信頼醸成を進めることも申し合わせた。12月18日に東京都内で貿易経済に関する日ロ政府間委員会を開くことも確認した。時事(2018/11/14-23:52)
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日本政府は、国後、択捉2島を含む北方四島の帰属の問題を解決した上で平和条約を締結する立場。両首脳が56年宣言に基づく合意を交わしたことにより、今後の交渉では歯舞、色丹の扱いが先行する可能性が出てきた。
両首脳の会談は9月のロシア極東ウラジオストクでの国際会議でプーチン氏が前提条件なしに平和条約を年内に締結するよう提案した後初めて。約40分間の通訳のみを交えたやりとりを含め、会談は1時間半近くに及んだ。
首相は記者団に、2人だけの会談では「相当突っ込んだ議論を行った」と説明。「次の世代に先送りせず、私とプーチン大統領の手で必ずや終止符を打つ強い意志を完全に共有した」と強調した。「(両首脳の)リーダーシップの下、戦後、残されてきた懸案、平和条約交渉を仕上げていく決意だ」とも語った。
両首脳は、北朝鮮の非核化に向け、今後も緊密に連携していくことで一致。防衛当局間の信頼醸成を進めることも申し合わせた。12月18日に東京都内で貿易経済に関する日ロ政府間委員会を開くことも確認した。時事(2018/11/14-23:52)
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