🐮 東広島市雑談

全国のＪＡが発注した「カントリーエレベーター 」と呼ばれる米や小麦など穀物の大型貯蔵施設の 入札をめぐり、大手農業機械メーカーが談合を繰 り返していた疑いがあるとして、公正取引委員会 は独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査している という。立ち入り検査を受けているのは、いずれ も大手農業機械メーカーで、東広島市に本社があ る「サタケ」と「井関農機」、それに「ヤンマー グリーンシステム」など数社。関係者によると、 各社は全国のＪＡなどが発注した「カントリーエ レベーター」と呼ばれる、米や麦などの穀物を貯 蔵する大型施設の建設工事の入札で、少なくとも ３年前から事前に落札業者を決めるなどの談合を 繰り返していたとして、独占禁止法違反の疑いが あるという。

カントリーエレベーターは、農家から預かった米 などを乾燥させて貯蔵し、袋詰めにして出荷する までの工程を自動で行う施設で、全国におよそ９ ００ある。建設費は１０億円を超えるものもあり 、その２分の１を上限に、国や地元自治体が交付 金で負担しているという。公正取引委員会は、各 社が均等に受注できるように談合した結果、落札 価格が上がり、本来よりも多くの交付金が支払わ れた疑いもあるとみて、調べている