🍁 広島雑談総合

去年、呉市の灰ヶ峰で当時１６歳の少女が遺体で見つかった集団暴行死事件で、主犯格の少女の弁護人が、懲役１３年とした１審の裁判員裁判の判決を不服として控訴しました。

広島市の無職の少女は仲間６人と共謀し、かつての同級生で当時１６歳だった専修学校生の少女に対し、車の中などで集団で暴行を加え現金などを奪ったうえ殺害し、灰ヶ峰に遺体を放置したとして強盗殺人と死体遺棄などの罪に問われました。

先月開かれた裁判員裁判では、少女に刑罰を科すべきかあるいは保護処分にすべきかが争われ、広島地方裁判所は懲役１３年の判決を言い渡しました。

この判決を不服として少女の弁護人は、６日付けで控訴を申し立てました。

弁護人によりますと、控訴審では、あらためて少女に医療少年院で立ち直りのための教育を受けさせるため、家庭裁判所へ移送するよう求める方針です。

また仮に刑事処分とする場合でも、懲役１３年は重すぎるとして刑を軽くするよう求めると言うことです。

一方、検察側は控訴しない方針。