一方で、親の気持ちを尊重して結婚相手を決めた人がいる。
ハン・ジンドさん。2年前に在日コリアンの清香さんと結婚した。ハンさんは日本で仕事がしやすいように、ふだんは西原辰徳という名前を使ってきた。
これまで、日本人の女性とも交際し、結婚を考えることもあったという。ただ、最終的に結婚相手を決める際には、親のことが気になったという。
ハンさん「やっぱり親のことを考える。うちの親はがりがりな韓国人っていうか、考え方がそんな感じなので、両親の生活スタンスを守ってあげながらいきたい」
金記者「時代に流れに応じて、多様化する結婚観。そこから見えてきたのは、ルーツを大切にしながらも、それぞれの幸せの形を模索する在日コリアンの姿でした」
大越健介キャスター「在日コリアンの1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に、強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯があります。
時代が移って、結婚の形も多様になってきていますが、ご紹介した人たちは、いずれも形は違っても、自分たちのルーツを大切にしたいという気持ちを持っている人たちでした」
ハン・ジンドさん。2年前に在日コリアンの清香さんと結婚した。ハンさんは日本で仕事がしやすいように、ふだんは西原辰徳という名前を使ってきた。
これまで、日本人の女性とも交際し、結婚を考えることもあったという。ただ、最終的に結婚相手を決める際には、親のことが気になったという。
ハンさん「やっぱり親のことを考える。うちの親はがりがりな韓国人っていうか、考え方がそんな感じなので、両親の生活スタンスを守ってあげながらいきたい」
金記者「時代に流れに応じて、多様化する結婚観。そこから見えてきたのは、ルーツを大切にしながらも、それぞれの幸せの形を模索する在日コリアンの姿でした」
大越健介キャスター「在日コリアンの1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に、強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯があります。
時代が移って、結婚の形も多様になってきていますが、ご紹介した人たちは、いずれも形は違っても、自分たちのルーツを大切にしたいという気持ちを持っている人たちでした」