香港民主化運動「雨傘運動」のリーダーだった周庭(アグネス・チョウ)氏らが香港国家安全維持法(国安法)違反で逮捕されたことを受け、香港市民の保護を目指す超党派の「対中政策に関する議員連盟」は12日、国会内で緊急会合を開き、中国や香港政府による国安法に基づく捜査共助の要請などを拒否するよう政府に求める声明をまとめ、首相官邸に提出した。
声明では、香港政府に「一国二制度」に基づく香港市民の自治と自由を求めるとともに、日本政府に対しても、在日香港人の保護や香港から入国する人々への査証(ビザ)の発給要件の緩和などを求めた。
議連の共同代表を務める国民民主党の山尾志桜里衆院議員は「断固として国際社会は非難を続けないといけない。アジアで中国に毅然(きぜん)とモノを言える国は多くなく、日本がモノを言っていくことは極めて大事だ」と強調した。
声明では、香港政府に「一国二制度」に基づく香港市民の自治と自由を求めるとともに、日本政府に対しても、在日香港人の保護や香港から入国する人々への査証(ビザ)の発給要件の緩和などを求めた。
議連の共同代表を務める国民民主党の山尾志桜里衆院議員は「断固として国際社会は非難を続けないといけない。アジアで中国に毅然(きぜん)とモノを言える国は多くなく、日本がモノを言っていくことは極めて大事だ」と強調した。