公式練習があった18日、今大会で世界記録が出るかという質問に対し、ピーティは「出たらうれしいサプライズだよ。その予定はない」と笑顔でかわした。「でも、57秒1を出したし止まらないよ。まず56秒台を出したい」
さらに、見据えるのは東京五輪だ。「日本に滞在してレースができるのは新しい経験になる」。3年後の「本番」に向け、東京に慣れておこうという狙いも透けて見える。「タイムよりもどういうレースができるかが大事。先週、タイで厳しい練習をしたから調子はいい」と話した。
初日の100メートルはハイレベルな争いになりそうだ。日本選手権3冠の小関也朱篤(やすひろ、ミキハウス)は「世界選手権(7月、ハンガリー)の前哨戦になる」と位置づける。身長193センチで、ピーティ同様に背が高い200メートルの世界記録保持者、渡辺一平(早大)は「自分と同じくらいの身長なのに抵抗が少ない。隣で泳いで参考にしたい。わくわくしています」と短距離が得意な相手から学ぶものがあると予想した。(増田啓佑)
[匿名さん]
世界記録の渡辺一平、ピーティーと対決「ワクワク」
日刊スポーツ 5/19(金) 10:00配信
世界記録の渡辺一平、ピーティーと対決「ワクワク」
ジャパンオープンの前日練習に参加した渡辺一平(撮影・益田一弘)
競泳男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者渡辺一平(20=早大)が、アダム・ピーティ(22=英国)の泳ぎを分析する。
今日19日開幕のジャパンオープンを前に18日、東京辰巳国際水泳場で練習を行った。今大会は100メートルで世界記録を持つピーティも出場する。世界2位に1秒33差という破格の57秒13を誇る相手について、渡辺は「一緒に泳ぐのは初めてだと思う。何が違うか、確認したい。50メートル平泳ぎは予選がピーティの隣でワクワクしている」と話した。
[匿名さん]
池江、女子200優勝も日本新届かず「56秒台をまた出せて良かった」
スポーツ報知 5/20(土) 7:07配信
池江、女子200優勝も日本新届かず「56秒台をまた出せて良かった」
池江璃花子(中央)は優勝も、タイムが伸びず渋い表情(左は2位の五十嵐千尋)
◆競泳 ジャパンオープン第1日(19日、東京辰巳国際水泳場)
女子200メートル自由形決勝は池江璃花子(16)=ルネサンス亀戸=が1分56秒91で優勝。自身が持つ日本記録を残り50メートルまで上回りながら、0秒58届かなかった。男子200メートル自由形決勝は日本選手権5連覇の萩野公介(22)=ブリヂストン=が1分47秒10で2位に敗れた。瀬戸大也(22)=ANA=は1分47秒76で3位、江原騎士(23)=自衛隊=が1分47秒04で優勝した。男子100メートル平泳ぎは渡辺一平(20)=早大=が59秒80の自己ベストで3位。
池江は自身の日本記録を150メートルまで上回るハイペースで会場を沸かせた。「100メートルのターンで(場内の)アナウンサーさんの声が盛り上がっていて、声援も聞こえて、ひょっとしていいタイムなのかな?って思った」と、泳ぎながらも冷静。4月の日本選手権後に泳ぎ込みを増やし、後半を強化してきた。「(1分)56秒台をまた出せて良かった。日本選手権の時よりもラスト50メートルの落ち幅が少なかった。課題をこの短い期間で克服できた」と収穫を口にした。
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[匿名さん]
瀬戸、萩野に連勝「自信になる」 競泳ジャパンOP
産経新聞 5/21(日) 7:55配信
瀬戸の表情が緩む。4月の日本選手権に続き、男子400メートル個人メドレーでリオ五輪王者の萩野を撃破。世界選手権3連覇を果たすために倒さなければいけないライバルから連勝を収め、「自分にとっては自信になる」とうなずいた。
マルチスイマーの面目躍如だった。萩野に置いていかれることが多かった背泳ぎでリードを広げ、得意の平泳ぎで一気に突き放す。日本選手権でわずか0秒01だったタイム差も1秒35に広げ、「いい流れで世界選手権へ向かえる」と喜んだ。
4分10秒台だったタイムには納得していない。再び世界の頂点に立つには、「少なくとも日本記録(4分6秒05)、4分5秒台が必要になってくる」と考えている。本番まで残り約2カ月。タイムを削るための試行錯誤は続く。(奥山次郎)
[匿名さん]