高木美帆が大会新V2、小平抑えメダリスト対決制す
10/28(日) 10:01配信 日刊スポーツ
高木美帆が大会新V2、小平抑えメダリスト対決制す
女子1000メートルで優勝した高木美(左)は2位小平に祝福され笑顔(撮影・黒川智章)
<スピードスケート:全日本距離別>◇27日◇第2日◇長野・エムウエーブ◇女子1000メートル
【写真】女子1000メートル、大会新記録で優勝した高木美
女子1000メートルは、平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)銅メダルの高木美帆(24=日体大助手)が、同銀メダルの小平奈緒(32=相沢病院)を抑え、大会新の1分14秒86でV2を果たした。五輪メダリストの今季初対決を0秒24差で制した。
女子1000メートルの「平昌五輪メダリスト対決」は高木美に軍配が上がった。小平より1組前で辻と同走。最後1周の交差エリアで重なりそうになり「行くしかない」と加速し、フィニッシュした。世界記録保持者のライバル小平を抑え「勝負に勝てたのはうれしい」と笑顔だった。
五輪シーズンだった昨年の自身が出した大会記録を上回る好タイム。それでも、小平が昨年マークした1分14秒58の国内最高記録に0秒28届かず「国内新を狙っていたので。スタートがあまり良くなかった。改善の余地はある」と冷静な分析を忘れなかった。
一方、過去8度の優勝を誇る小平は2位に「もっと悔しいかなと思ったけど意外とそうでもない」と振り返った。20日のジャパンカップ第1戦の1000メートルは欠場し、記録会も含め今季初の同種目出場だった。「加速したいところでつまずいた。レース勘がなかったので作っていければ何も問題はない」と先を見据えていた。
世界舞台でハイレベルな戦いが期待される2人。レース後は「これからも頑張ろう」と声を掛け合った。競り勝った高木美は「タイムを見るとお互いのベストに遠い。これからが勝負」と気を引き締めていた。
[匿名さん]
2018.10.27 18:00
女子1000の高木美、小平抑え2連覇 全日本距離別スケート/スピード
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女子1000メートルで優勝し、客席に向かい手を振る高木美帆=エムウエーブ【拡大】
スピードスケートの全日本距離別選手権第2日は27日、長野市エムウエーブで行われ、女子1000メートルは平昌冬季五輪銅メダルの高木美帆(日体大助手)が1分14秒86の大会新記録で2連覇を果たした。同銀メダルの小平奈緒(相沢病院)が1分15秒10で2位だった
[匿名さん]