起訴状によると、12年9月7日午前1時ごろ、同市小倉北区熊本3のマンション敷地内で、タクシーで帰宅した女性(当時35歳)の左ほおと尻を刃物のようなもので切りつけたり刺したりした他、女性を助けようとしたタクシー運転手の男性(同40歳)の左側頭部などを切りつけて殺害しようとしたとされる。地検は7人の認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、事件の数カ月前に菊地被告が被害女性の不在時にスナックを訪れたが、後日、女性から菊地被告側に入店を拒否する意向を伝えられた。地検は菊地被告がこの件で逆恨みした他、12年8月の標章制度導入で飲食店からみかじめ料(用心棒代)が取れなくなる危機感から見せしめとして組織的に女性を襲ったとみている。
捜査関係者によると、事件の数カ月前に菊地被告が被害女性の不在時にスナックを訪れたが、後日、女性から菊地被告側に入店を拒否する意向を伝えられた。地検は菊地被告がこの件で逆恨みした他、12年8月の標章制度導入で飲食店からみかじめ料(用心棒代)が取れなくなる危機感から見せしめとして組織的に女性を襲ったとみている。