工藤会トップへの賠償命令確定 元警部襲撃 最高裁
9/17(木) 18:04配信
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時事通信
特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)の構成員が関与したとされる福岡県警元警部襲撃事件をめぐり、元警部が同会総裁の野村悟被告(73)=殺人罪などで公判中=ら幹部を相手取り約2960万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は被告側の上告を退ける決定をした。
15日付。野村被告らに約1620万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。
一審福岡地裁は、工藤会の捜査に従事した元警部が退職後の2012年、同会構成員に銃撃され、足に重傷を負ったと認定。元警部が野村被告を批判する発言をしたことを知った被告が、幹部らに指示して襲撃させたと判断し、「共同不法行為に該当する」と賠償を命じた。
二審福岡高裁も「工藤会で序列は絶対的。野村被告が危害を加えることを決定したと推認される」と一審判決を支持した。
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特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)の構成員が関与したとされる福岡県警元警部襲撃事件をめぐり、元警部が同会総裁の野村悟被告(73)=殺人罪などで公判中=ら幹部を相手取り約2960万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は被告側の上告を退ける決定をした。
15日付。野村被告らに約1620万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。
一審福岡地裁は、工藤会の捜査に従事した元警部が退職後の2012年、同会構成員に銃撃され、足に重傷を負ったと認定。元警部が野村被告を批判する発言をしたことを知った被告が、幹部らに指示して襲撃させたと判断し、「共同不法行為に該当する」と賠償を命じた。
二審福岡高裁も「工藤会で序列は絶対的。野村被告が危害を加えることを決定したと推認される」と一審判決を支持した。