長野県飯田署は28日、刑事課の男性巡査長(31)が紛失した業務用ノートの一部がコピーされ、暴力団関係者の手に渡っていた不祥事を謝罪した。
署はすでにコピーを回収したが、71ページのうち32ページ分がコピーされたという。
その中には約50人の事件関係者の氏名、住所、電話、捜査内容などが書かれているという。
署は関係者に謝罪したという。
飯田署によると今月4日に、同署の管内の暴力団関係者からコピーの存在を伝える連絡があり、発覚した。
巡査長は数年前からこのノートを備忘録に使っていた。
巡査長は7月上旬に暴力団関係者のからむ事件で家宅捜査に入った際、このノートを持参して置き忘れた可能性が高い。
巡査長はコピーが流出するまで、ノートの紛失に気がつかなったという。
コピー流出も大問題だが、そんな大事なノートがなくなっているのに、気が付かないような人が警官をやってる方が心配だ。
【日時】2014年08月28日(木) 17:25
【提供】日刊現代