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■買い物でストレスを解消する方法はある
誰に言われるまでもなくお金を貯め込むのは、将来の為にもすすめられることには違いありません。

その一方で使うべき時は使うべきとも思ったりもします。

かくしてお金との付き合い方に悩ましいものが付きまとうのです。

買い物をした後には、どこか爽快感があるのは誰しも納得できるでしょう。

その人なりの価値観に従って好きな食料品を買ったり行きたかった映画に出かけたりなどに使ってしまって後悔することなどはまずありません。

ただとにかく高価な物を身に着けたいと、ブランドスーツなどを買ってもタンスを飾っているだけになったりもしかねません。

それは無駄使いのようではありますが、それを眺めているだけで気分がすっとすると言う人だっているものです。

■買い物はしたくなったらするものです
ストレス解消に買い物をすると言う選択はあります。

怖いのは買い物依存症になることです。

お酒を飲んで気晴らしをするのが好きな人がアルコール中毒になるようなものです。

これさえ避ければ、かなり正しいお金の使い方とも言えるでしょう。

将来のため老後のため病気に備えてと美辞麗句を並べて、買いたい物も控えた暮らしも味気ないものになりがちです。

しこたま口座の残高が増えてばかりでそれを眺めて喜んでいるうちにあっという間に年を取って何をする気力も湧きあがらなかったりもします。

本当に病気になってすぐに死んでしまうかもしれないのです。

その時に口座の残高が多ければ多いほどそれは虚しいものになるでしょう。

買い物をしたくなったのにさんざん我慢をしていれば、ストレスが溜まり続ける一方です。

それは心身に良いはずもなくそのうち体調不良となって何もできなくなると言う悪循環も想定されます。

せっかく目の前にあるのであれば、お金を使わない手など無いと言えるのです。

■買い物に失敗はつきもの
日常の食料品ならいざ知らずちょっと高価な買い物をする際には、慎重になるのも当然です。

ネットでいろいろと情報を仕入れてこれだと思った物を買いこんで満足していても、それは一過性に終わる場合もあります。

商品自体は優れていても人の価値観はすぐに変ることもあるのです。

そんな心配までしていては、何にしてもなかなか買い物はできません。

案ずることも無く、完璧な買い物など誰もできてなんかいないものです。

一時的にせよ満足できれば、それだけでも十分な対価を得られたとするべきなのです。

それでストレスが吹き飛んでいるのであればなおさらです。

買い物にはそれだけでの優れた効果があることも忘れないようにしながら、大切なお金と付き合っていたいものです。

ストレスを打ち消すのにお金を使ったのなら、たとえ商品自体は大したこともなくてもそれは有益なお金の使い方だったと言えることになるのです。

お金で気分を買ってしまえば、それはまた新たな価値を生み出す原動力になるのです。

そう思えば健全な投資とも言えるのです。