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米都心のバス停留所でアジア系の高齢女性2人が刃物で刺されるという事件が発生した。

米国では最近、アジア人を狙った犯罪が絶えず続く中、警察は50代の男を逮捕しヘイトクライムかどうかを調査中だ。

5日（現地時間）、WPやABC放送などによると、カリフォルニア州・サンフランシスコでアジア系の80代と60代の女性が55歳の男に襲われた。

被害女性2人は4日午後5時ごろ、サンフランシスコ中心街の停留所でバスを待っている状況だった。

目撃者によると、容疑者は軍用のナイフと見られる凶器でアジア系の高齢女性を切り付けた。

被害者の1人はひどく流血し、もう1人の腕には刃物が刺さっていたという。

被害者らは近隣の病院に搬送され、緊急手術を受けた。

その後、集中治療室で回復中ということだ。

現地警察は被害者と容疑者の身元は公開していない。

サンフランシスコ検察は「今回の事件のような惨忍な攻撃を許さない」としている。