M選手は一万メートルの元日本記録保持者。1991年東京世界陸上、92年バルセロナ五輪、
93年シュツットガルト世界陸上の代表となっている。
日本陸連の浅野真医事委員長によると、フロセミドは、ふつうマスキング(痕跡隠し)に使われる。
しかし、フロセミドだけでなくすべての物質について慎重に調べを進めた結果、ほかの薬を消すごまかしに使った
のではないと判断できた、という。国際陸連(IAAF)の規定ではフロセミド使用は四年の資格停止処分となるが、
日本陸連がIAAFに分析結果を提出して見解を問い合わせたところ、「誤って風邪薬などの興奮剤を服用した時に
適用される3か月停止の適用が適当」と判断され、8月末に処分の承認をもらった。
安田矩明日本陸連強化委員長は「藤田監督から事情を聞いたが、体重増を防ぐために何らかのものを
服用したと聞いている」と話した。また、浅野委員長は、レース終了から処分まで時間がかかったことについて、
「慎重に調べを進め、判断を仰いだことと、国際オリンピック委員会(IOC)の担当者ドニケ博士が8月に急逝したため」
と話している。
93年シュツットガルト世界陸上の代表となっている。
日本陸連の浅野真医事委員長によると、フロセミドは、ふつうマスキング(痕跡隠し)に使われる。
しかし、フロセミドだけでなくすべての物質について慎重に調べを進めた結果、ほかの薬を消すごまかしに使った
のではないと判断できた、という。国際陸連(IAAF)の規定ではフロセミド使用は四年の資格停止処分となるが、
日本陸連がIAAFに分析結果を提出して見解を問い合わせたところ、「誤って風邪薬などの興奮剤を服用した時に
適用される3か月停止の適用が適当」と判断され、8月末に処分の承認をもらった。
安田矩明日本陸連強化委員長は「藤田監督から事情を聞いたが、体重増を防ぐために何らかのものを
服用したと聞いている」と話した。また、浅野委員長は、レース終了から処分まで時間がかかったことについて、
「慎重に調べを進め、判断を仰いだことと、国際オリンピック委員会(IOC)の担当者ドニケ博士が8月に急逝したため」
と話している。