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2021年初の国際大会、WTTコンテンダードーハの女子ダブルス準々決勝で石川佳純（全農）、平野美宇（日本生命）がフランスのルイエット、ユアン組との接戦を3-2で制し、準決勝進出を決めた。

WTTは世界ランク上位の中国勢が大会への出場をキャンセルしたこともあり、石川、平野組は第1シード。

優勝候補最有力となっている。

■敗戦のショックからプロフェッショナルの切り替え　ダブルスで4強入り
石川と平野は、ともに直前に行われたシングルス2回戦で接戦で敗れていたが、直後のダブルスで気持ちを切り替え、前を向いた。

試合は石川平野ペアが1、2ゲームを難なく連取するも、フランスペアの粘りの前に2ゲームを取り返される。それでも、最後は地力の差を見せつけ、最終第５ゲームは11-5でフランスペアを振り切った。

昨年3月のカタールオープン以来、約1年ぶりのダブルス結成となった石川/平野ペア。ともに東京五輪代表に内定しており、団体戦ではこのペアの起用が有力視されている。

5日に行われる準決勝では早田ひな、木原美悠ペアとの日本人対決が決まっている。

■女子ダブルス準々決勝
〇石川佳純/平野美宇 3–2 ルイエット/ユアン（フランス）11-4/11-3/10-12/10-12/11-5