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■大人子供も楽しめるのが電子工作の魅力
男性であれば小学生時代に「電子工作」に興味をもった経験があるのではないでしょうか。

最近ではインターネットでも電子工作に関する情報が増えてきました。

経験の有無に限らず、大人になってからも「作りたい」と思わせるのは、電子工作にはそれだけの魅力があるということです。

しかし、プラモデルなどと違って、「部品の細かさ」「基盤」「はんだ付け」など、電子工作が初めてという男性にとっては、ハードルが高いのも事実です。

ここでは、初心者の男性が気軽に始められる様に、電子工作の魅力と上達のコツを紹介していきます。

■まずは「電子工作キット」からスタートするのがベスト
電子工作が初めてという人は、市販されている「電子工作キット」を購入することをおすすめします。

これらキットには、完成品の写真と図面、パーツが一通りセットになっておる、初心者でも説明書通りに作業すれば、プラモデルを作る感覚で完成させることが可能です。

初めての場合、「防犯センサー」「ラジオ」「ボイスレコーダー」などが、実用性もあり、おすすめです。

また、電子工作にチャレンジするにあたって、最低限必要なものは、「ハンダごて」「ハンダ」「ニッパー」です。

最近では、手元に無くてもホームセンターや100円ショップで購入出来るので、工具類の調達に困るケースは少ないかと思います。

そして、作業テーブルについては、「燃えにくいテーブル」を用意した方がよいでしょう。

木製の作業台などは、ハンダの熱で焦げたり燃えたりする可能性があるからです。

よく、いつも使っているインテリアテーブルの上でハンダごてを使用し、熱を持ったハンダごてがテーブルに触れてしまい、残念な焦げ跡を作ってしまうケースもよくあります。

■電子工作の8割はハンダ付け
電子工作のメインは、ハンダ付けといっても過言ではありません。

そして、よく電子工作の玄人だと「基盤の美しさ」を重視する傾向がありますが、初心者のうちは、あまりこだわらなくてもよいでしょう。

基盤の美しさは、どちらかと言うと「自己満足」の世界だからです。

本来、ハンダ付けは、正確にスピーディに行うのが理想的ですが、「基盤の見た目」は、製品の性能に大きな影響を与える訳ではありません。

それに、ハンダ付けを丁寧に行うあまり、時間をかけすぎると、基盤と部品に熱を加え過ぎて故障の原因となります。

器用過ぎず、適度な遊び心がなければ電子工作は長続きしにくいのは確かです。

そこから”ハマるかハマらないか”は人それぞれでしょう。

知識ゼロからの挑戦は何事も難しさはありますし、特に「電子」と聞くと難しそうなイメージを持ち、拒絶反応を起こす人も多いかもしれません。

それでも、ハンダの腕と少しの起用さがあれば、「こんな物が自作できるのか！」と思うほど、色々な物が作れてしまうのが電子工作の魅力ではないでしょうか。

そこから、少しずつステップアップ、作りたい物をイメージしてから、部品を買い足していくという流れで続けていけば、上達は早いかと思います。