29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、一昨年話題になった読売巨人軍・阿部慎之助の不倫継続を報じている。
巻頭6ページに渡って伝えられたのは、“単なる火遊び”の話ではなく、芸能界の暗部を巻き込む大スキャンダルのようだ。
不倫相手と報じられたグラビア女優・小泉麻耶は、2012年「週刊ポスト」(小学館)に阿部との関係をスクープされた。
今回の「文春」では、その関係が現在でも続いていること、さらには小泉と大手芸能プロダクション「ケイダッシュ」関連会社幹部・A氏の“セックス画像”まで掲載されたのだから、穏やかでない。
「小泉は阿部との不倫関係とは別に、今春まで所属していた『ケイダッシュ』系列事務所の幹部・A氏から、性行為と引き換えに仕事を与えられる“事務所内枕営業”をなかば強要されていたそうです。しかも関係を続けても大した仕事を与えられない小泉は激怒し、復讐のためにA氏とのセックス中の動画を“盗撮”。誌面ではその一部まで掲載されています。なおこのA氏とは、過去にミス・ユニバースジャパン・吉松育美の『ストーカー騒動』でも名前が浮上した人物。各メディアに絶大な影響力を持つA氏だけに、ストーカー騒動と同様、今回の一件でも後追い取材をする媒体は皆無でした」(週刊誌記者)
A氏は「住所はケイダッシュ、本籍はバーニング」と称されており、バックには“芸能界のドン”ことバーニングプロダクションの周防郁雄氏が鎮座していると言われる。
今回はA氏、さらには読売巨人軍という巨大組織の大スキャンダルということで、その“圧力”が遺憾なく発揮されたようだ。
「『文春』発売前日の時点で、バーニングが各テレビ局やスポーツ紙などの一般メディアに『この件の後追いをするな』と通達したようです。バーニングはこうして、A氏だけでなく、巨人軍にも大きな貸しを作ったわけです。阿部も、周囲に『周防さんがうまく立ち回ってくれたみたいです』と漏らすなど、スキャンダルが広まらなかったことに安堵しているとか」(スポーツ紙記者)
しかし芸能人、さらには芸能界の大物のセックス画像が流出という前代未聞の事態に、業界は激震だ。
「特にA氏本人の慌てぶりは相当なもので、先週末あたりから関係各所に『記事が出てしまいそうです』『どうしたらいいでしょうか』と、とにかく泣きの相談電話を掛け続けていましたよ」(同)
しかし疑問なのは、「吉松の場合は決死の告発によって、A氏に大打撃を負わせる結果となりましたが、今回はA氏や阿部、また小泉本人も、セックス写真や不倫関係と、全員がダメージを負ってしまったこと。動画が流出した裏には、必ず“黒幕”が存在しますよ」(芸能プロ関係者)という声だ。
セックス動画が流出した経緯、さらには黒幕の正体が明らかになる日はくるのだろうか。
【日時】2014年10月30日(木) 13:00
【提供】サイゾーウーマン