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鉄道系YouTuberのスーツは、ある女性から不倫現場が映りこんだ動画の削除を求められ、15万円で削除すると答えたことに関し、動画で改めて話した。

スーツは5月2日、自身のTwitterで「私が私が他の男性と不倫している姿が写っているので削除してください。削除しない限り弁護士に相談して法的手段を取ります」といったメールが届いていることを報告。スーツはこの問い合わせに、「映り込んでいる時間をお知らせ頂けましたらぼかしを入れるか、該当箇所をカットできます。それがし難いようでしたら、弊社宛に15万円お振込み頂ければ削除いたしますがいかがでしょうか。」と返信していた。

今回の動画では、なぜ削除の費用が15万円なのか自身の意見を述べている。YouTubeを見たことがある方はご存知の通り、YouTubeの動画には広告が貼られている。動画が存在している以上、そこについている広告からは収益が発生するというのは、すぐにわかるだろう。

今回のメールを受け、スーツが削除を求められている広告収入を見積もったところ、15万円は絶対に発生しそうな金額だった。スーツは、その見積もり金額分を補償してくれるのであれば動画を削除してもよいと考え、15万という金額を連絡してきた女性に提示したという。

その女性からは、「15万円の根拠となるものを教えてください。新聞記者や報道機関はもとより弁護士にこのことを全て報告済みです。お金でたかるとは如何なものかと、良心の欠如」と返信がきたことから、「報道機関や弁護士が解決してくれるなら、もうそっちに頼ればいいじゃん」と思い、その後のやり取りはしていないという。

スーツは、この女性が動画のぼかし加工やカットをするために、どの場面か教えたくなかったと推測したうえで、動画1本をまるまる削除するため、その分補償してほしいというスーツの意図が理解できなかったのではと考えている。

スーツの動画からは、「新聞記者や報道機関はもとより弁護士にこのことを全て報告済みです。」という女性の発言に終始苛立っている様子が伺える。YouTuber誰しもが遭遇する可能性がある今回の問題。法律に詳しくない方は、相談できる相手を探しておくと安心かもしれない。