大雪で車動けず...救助に向かい死亡
急速に発達した低気圧の影響で、北日本は大荒れの天気になっていて、昼すぎにかけて、数年に一度の猛吹雪になるおそれがある。この猛吹雪の影響で、北海道・苫小牧市で1人が死亡したほか、車の立ち往生など、各地で被害が出ている。
北海道・苫小牧市では、1日夜、NHKの男性記者の運転する車が雪の影響で動けなくなり、林道で立ち往生し、救助に向かったロードサービス会社の従業員3人も動けなくなった。
このうち、20代の男性従業員が徒歩で現場を離れたところ、途中で動けなくなり、その後、死亡が確認された。
また、北海道・伊達市でも1日、車100台が、大雪で一時動けなくなるなど、北海道内で車の立ち往生が相次いだほか、一時2,300戸余りが停電となった。
一方、福島・大玉村では、国の天然記念物に指定されている、樹齢1000年の「馬場桜」が、根元から折れているのが見つかった。
気象庁によると、現場付近では1日、最大瞬間風速29.8メートルを観測していて、強風にあおられたとみられている。
交通機関にも影響が出ている。
鉄道は、山形新幹線が、午後3時までの運休を決めているほか、日本航空や全日空では、北海道や東北を発着する便を中心に、欠航が相次いでいる。
天候次第では、今後もダイヤの乱れが続く可能性があり、注意が必要。
ロードサービスの人のくせに助けに行って死ぬなんてアホですね(笑
美砂
