爆サイ.com 北海道版

🐟 北海道釣り・漁・漁協雑談


No.3116874
#65
17年度入館者24万3066人 過去最多に−支笏湖ビジターセンター
4/20(金) 17:23配信 苫小牧民報

 支笏湖ビジターセンターの2017年度の入館者数が、前年度比1万4142人増の24万3066人と、開館以来過去最多となった。外国人旅行客の増加傾向が顕著で、日本人入館者も大きく伸びた。同センターはこれから一層の情報発信に努め、翻訳用タブレッドの配置など、外国人入館者の利便を高める手段を採用していく方針だ。

 同センターは1980年5月に開館。展示物を通して湖周辺の動植物の生態や地域の歴史を学べる博物館的機能のほか、登山や道路通行止めといった行楽に関連情報も館内掲示板などで発信している。同センター運営協議会が運営し、園地内の施設整備や清掃などの管理業務は自然公園財団支笏湖支部が担う。

 17年度は、外国人と日本人の入館者の双方が増加した。同センターの比較によると、13年度は1万5036人だった外国人入館者は17年度に3万3580人と2・3倍に増加。近年好調な道内を訪れる外国人観光客の動向を反映した。また日本人入館者も13年度の18万3644人から17年度は20万9486人に増えている。

 17年度の外国人入館者は総入館者数の13・8%を占める。同財団の調査ではアジア圏からの観光客が中心。韓国をはじめ台湾のほか、東南アジアからとみられる人が多かった。また欧州や北米、オセアニアから来道した人も一定数入館していた。

 季節では、夏の行楽シーズンに当たる7、8両月、紅葉時期の10月、千歳・支笏湖氷濤まつりが開催される1月下旬から2月にかけて入館者数が伸びる傾向が顕著。支笏湖地域は札幌や新千歳空港に近い地の利から、道内旅行途中の行程に組み込みやすい。加えて建物が駐車場に近いため、マイカー、バス利用の観光客が立ち寄りやすかったとみられる。

 同センターでは今後も地域の情報発信に力を入れる。今月100号を迎えた「支笏湖ビジターセンター便り」のほか、翻訳用のタブレット端末の導入も予定するなど、見学の動機につなげたり、利便を図ったりする方法を充実させる考えだ。同支部の木下宏所長は「今後は外国人来館者が見やすい展示や多言語化などのサービスを進めたい」と話している。


[ 匿名さん ]
TOP