爆サイ.com 北海道版

🚃 鉄道・電車


No.2847770
#52
日高線現状から地域交通を考察
12月02日 00時46分


JR北海道が大規模な赤字路線の見直しの方針を示し沿線の自治体などに波紋が広がっているなか、すでにJRとの協議を行っているのが日高線沿線の自治体です。
日高線は、去年1月に高波の被害を受けてから一部の区間で不通が続いているためで、これまでの協議で、JRが復旧後の維持費として年間13億円あまりの負担を沿線の自治体に要請しているのに対し、自治体側は「財政的に厳しい」と要請を拒否し、協議は平行線をたどっています。
【影響を受ける“部活高校生”】こうしたなかで、鉄道が使えなくなった影響を受けている高校生がいます。
日高線沿線の新ひだか町にある静内高校の卓球部は、全道大会にも出場する日高地方の強豪ですが、鉄道での通学を予定して自宅から遠距離にある静内高校を選んだにもかかわらず、日高線の不通で不便を感じている生徒がいるのです。
生徒は鉄道の代わりにJRの代行バスを利用していますが、バスでの通学時間は鉄道に比べて長くかかるため、登校時は早朝の始発便に乗ってぎりぎり授業に間に合うのが現状で、卓球部では、代行バスを利用している生徒が多くいるため、これまで行っていた“朝練”ができなくなりました。
また、放課後の練習を終えた後の帰宅も夜遅くなり、時には親が車で迎えに行くなど、負担がかかっているのです。
【交通体系喪失は地域の衰退に】日高線の一部区間の不通がまもなく2年を迎えるなか、地元では「移動には車を使うので影響は少ない」という声もあります。


[ 匿名さん ]
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