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No.6244700
#3

学校給食 各地で値上がり

04月13日 19時38分

子どもたちの学校生活に欠かせない給食が新学期が始まった今月から各地で値上がりしています。
原材料費の高騰などさまざまな要因によるものですが、これが今、子どもたちの食育にも影響を及ぼしかねない事態になっています。
札幌市ではこの春、3年ぶりに給食費の値上げに踏み切り、1食あたりでは16円高いおよそ265円になりました。
1年間の家庭の負担額は昨年度と比べると、子ども1人あたりでおよそ4000円増えました。
札幌市立二条小学校で給食の献立づくりを担当している小野塚かずみ栄養教諭は「栄養価を満たしていくのは難しいですが、予算内で何とかやっています。今まで以上に考えることは多いかなと思います」と話します。
この春は札幌市のほかにも旭川市と釧路市、小樽市、北見市が給食費の値上げに踏み切り、道内の人口10万人以上の市では半数余りにのぼっています。
相次ぐ値上げの理由の1つは食材価格の高騰です。
野菜などの生鮮食料品は本州の天候不良の影響で去年から高値が続きました。
札幌市中央卸売市場ではことし1月の卸売価格が大根で平年の3.2倍、ホウレンソウでおよそ2倍に高騰していました。
さらに、食品の加工にかかるコストも上がっています。
道内の学校給食用のコメを精米している業者では、これまで10年間、価格を据え置いてきました。
しかし、人手不足の深刻化で給料を上げないと従業員を確保できなくなり、今月から7%の値上げを余儀なくされました。
精米加工会社の狭田真二工場長は「子どもたちのためにと値上げをしてきませんでしたが、業界そのものが非常に厳しい」と話しています。


[ 匿名さん ]
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